住宅ローンと解体補助

新書類

 

先日、某銀行でお客さんの住宅ローン本申込に立ち会いました。

 

以前と比べると申込者の記入するところが減りましたね。

 

そして新しい書類ができていました。

 

 

この住宅ローンの申請に虚偽がないか?

住む目的としてのローン申し込みか?

 

以前、不動産業者が源泉徴収票などの書類を偽造してローンを持ち込むことが問題に・・。

ごく一部の業者ですが・・。

 

また今では賃貸収益目的で家を購入する人がかなり増えています。

 

本末転倒

 

住宅ローンは文字通り住む目的の家を購入する為のもので金利はかなりお安い。

この金利で借りて賃貸収益に回す人も今まで多かったのでしょう。

 

銀行側ではもし将来的にこういった事があればローンは一括返済してもらう!

 

そんな内容だったと思います。

 

 

住宅ローンは割と不良債権化する可能性が低い融資と言われます。

 

しかし本来の目的とは違う形で使用されていたり、私文書偽造などで犯罪に巻き込まれたりすることは本末転倒です。

 

なので新しい書類ができたのでしょうね。

 

まだ低い金利

 

それにしてもつくづく思いますがまだまだ金利は安いですね。

 

住宅ローンの場合はどの銀行も基準金利から大幅な優遇があっても金利です。

 

日銀が0.5%利上げしましたがそれでも住宅ローンの変動金利は1%以下。

今回のお客さんも変動金利を選択されていました。

 

 

また保険関係が充実しています。

 

私が借りた時は団体信用生命保険(団信)のみでした。

もう随分前からですが三大疾病や働けなくなった時の保障まで充実しています。

 

当然加入すると金利に加算されますが全て加入しても月2,000円程度の違いです。

 

こういう内容の住宅ローンを組まれる方が羨ましいですね。

 

狭あい道路沿道老朽住宅除却促進制度

 

ちょっと話は変わります。

 

最近、売却していた大阪市内の借地物件があります。

売却が難航していた事もあって解体して地主さんに返す事も視野に入れられていました。

 

大阪市の解体工事に対する補助について確認してほしいと依頼がありましたので早速、都市整備局に電話して確認しました。

 

 

これは基本的に前面道路を将来にわたって広くしていこうという趣旨のものです。

 

大阪は全国で一番密集住宅地問題が難しい地域なので・・。

 

エリア内で前道制限

 

まず対策地区もしくは重点対策地区に該当していなければ補助は出ません。

今回の物件は対策地区に該当していました。

 

そして尚且つ前道制限があり、対策地区では前道4m未満、重点対策地区は6m未満が規定内容。

 

結果、今回の物件は前道が4m以上あるので解体費用の補助は出ないとの結果。

 

 

大阪市は狭あい・・基本、道が狭いところを広くする趣旨の補助。

 

これが空き家対策とリンクした解体補助であればおそらく出るのではないでしょうか?

 

 

 

 

この内容をみた時、まだ補助条件の検討余地がありそうだと感じましたが・・。

 

 

 

 

 

 

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