借地の家を売るときには

もうすぐ?まだ?

 

この2月がこの冬一番寒いですね。

 

大阪でも雪がチラホラ舞っていましたが鹿児島でも降るくらいですから当然ですね。

何せ風が強いので一段と寒く感じますね。

 

 

しかし春の到来は早いであろう・・との予想ですね。

 

花粉も今年は多い予想みたいです。

テレビでやっていましたが日焼けサロンにいくと花粉症がマシになるとかやっていました。

 

花粉も来ますが過ごしやすい春が待ち遠しいです。

 

地主さん次第?

 

今回は借地物件を売るときのお話です。

 

弊社でも比較的多い借地物件売却のご依頼。

何といっても土地の所有者(地主さん)がいるので勝手に売れませんね。

 

地主さんの意向によっても売却が左右されるのもこの借地物件。

 

 

今では親や祖父母世代からの昔ながらのお付き合いのケースがほとんど。

 

その長い付き合いの地主さんの良し悪しで決まると言っても過言ではないかも知れません。

 

土地代のお値段

 

人の土地上に所有している建物があるのが借地物件。

当然、土地代として地代たるものがあります。

 

通常。売却する場合には地主さんが新しい土地代を決めます。所謂、新地代です。

 

この新地代が高いか安いかによって売れるか売れないかが大きく左右されますね。

 

 

借地面積の大小によりますが新地代が30,000円以上するものは用途が合う購入者が現れないと厳しい現実が待っているケースが多いです。

 

新地代が10,000円前後の小さい借地の物件は売却価格を間違えない限り、売却可能性大。

 

売れない場合は解体更地にして地主さんに返還する選択肢が迫ってきます。

 

更地にする費用が高い!?

 

稀に地主さんが現状のまま、更地にしなくても引き取るケースがあります。

ただ私も見たのは今まで1回のみです。

 

どの土地賃貸借契約書にも更地にして返還する旨が書いてありますから。

 

 

前道が広く、建物面積が小さい一軒家なら解体費用もそれほど掛かりません。

ただ前道が狭い長屋や連棟の場合はかなり厄介です。

 

解体費用が数百万円!?のようなビックリするほどの見積もりが出る事があるからです。

 

それに隣家の切り離し承諾も必要です。

 

避けたい解体・売って損

 

 

長屋の借地物件を売るときには究極の選択を迫られる事があります。

 

売却の際には名義変更料たる名目で地主さんに一時金を払うのが通例です。

これは数十万円から数百万円になる事もあります。

 

解体費用数百万円払うか、売却価格を名義変更料以下で売り、足らず分を自身で負担するか。

いずれも費用負担が発生します。

 

どちらが負担が少ないか・・の判断になってしまいますね。

 

 

最初は費用負担が発生しないような価格の売却から始めるのですが買い手が決まらなければこういう形になることも多いのが現実かと存じます。

 

お金持ちの方は解体更地にしてすんなり地主に返す人もいるでしょう。

しかし相続で取得された方は費用負担が発生するのは避けたいところです。

 

ただ新地代、名義変更料、地主さんの意向によって売却の可否がほぼ決まってしまいますね。

 

 

 

借地の家を売るときはこんな面に気をつけて売却ください!

 

 

 

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