再建築不可から

北陸新幹線の金沢－敦賀（福井県）間の延伸開業から半年が経過しましたね。

首都圏と沿線が直結し便利になりましたが関西からは金沢までの直通特急が廃止。

敦賀で乗り換えとなって不便です・・。

敦賀から新大阪間は令和7年度の着工を目指しているそうですが建設費が凄いそう。

見た記事によると5兆円とか書いていましたね。

完成しても2040年くらいと言われています。

現在、新大阪から金沢に行くのに特急で2時間5分かかります。

それが新幹線ができると1時間20分でいけるようになるそうです。この45分は大きいですね。

往復で1時間半変わってきます。

また新大阪から長野に至っては55分も早く着くそう。

これだけ違えば出張や観光目的の人も随分利用するでしょうね。

だいぶ先ですが・・。

先月の9月から仲介で売却依頼を頂いた中古一戸建の販売を開始しました。

場所は先日のブログにも書きましたが京都府八幡市。

位置的には枚方市の樟葉駅から徒歩約25分のあたり。

私も何回か歩きましたが暑い日にはけっこうきつい距離です。

ただバスで行くと樟葉駅から約6分です。すぐ着きます。

この物件は一戸建ですが前面道路に2m以上面していない為、再建築不可です。

接面は1mで専用通路を通って奥に家がある形状。

築年数は昭和53年建築なので築後約46年になります。

空き家になって約6年経過している事もあり、そのまま住むのは厳しそう。改装要？

ただ価格的には380万円の売出しなので魅力があるのでは？と思っていました。

この物件の隣も同じような専用通路の奥に並ぶように建っています。

道路接面は同じく1m。

両方を合わせると2m接道になり再建築が可能になります。

昔は2mの専用通路の奥に家がある形状の新築も多くありました。

しかし今では受けが悪いのか専用通路でも2.5mの幅を確保している新築がほとんど。

2mといえば普通車を駐車した場合、ドアを開けるのがかなり苦しい感じ。

スライドなら問題ありませんが・・。

軽自動車なら何とか出入りできる感覚です。

2つの敷地で建替えをするなら『通路に軽自動車2台停められる新築一戸建』が建つわけです。

最初にこのお隣の所有者さんに隣が売りに出るとの話を持っていきました。

しかし購入は全く考えていない・・との事。

それを経て売却を開始した経緯がありました。

そうこうして販売を開始するとそのお隣さんから逆に『もし2軒併せて購入したい方が来られた場合はお声を掛けて欲しい』と言われました。

一緒に売る意思はあるみたいでした。

あくまでネット広告に載せていたのは1軒だけですが・・。

そして先日、2軒併せてなら・・と購入申し込みが入りました。

価格的にはお隣の売主さんも了承済。

一緒に売却してもらえそう。

事情があって現在進行中ですがこれから売買契約の予定です。

ただ買主さんは当面、2軒ともリフォームされるようです。