木造2階建の建築確認

「脱炭素社会の実現に資するための建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律」が公布されたのが令和4年6月17日。

その後、段階的に施行されていました。

この法律が先日の4月1日に全面施行されました。

しかし脱炭素・・とかエネルギー性能・・とか分かりにくいですね。

都市計画区域内外を問わず2階建住宅等の新2号建築物について大規模の修繕・模様替を行う場合は建築確認及び検査が必要になりました。

大規模の修繕・模様替とはどういった内容なのでしょう？

建築物の主要構造部（壁、柱、床、はり。屋根又は階段等）の一種以上について行う過半の改修等とありますね。

ただ屋根や壁の仕上げ材のみの改修等は該当しないみたいです。

簡単に言うと木造2階建の家の大規模なリフォームの場合、建築確認申請から始まるとの事。

申請が受理されてから工事開始となる訳ですね。

しかし弊社が家を買い取って行うリフォームなどは関係ないようです。

キッチンやトイレ、浴室等の水回りのリフォームやバリアフリー化のための手すりやスロープの設置などは必要なしになっています。

改正前では階数2以下かつ延面積500㎡以下の木造建築物は基本的に建築確認の対象外。

4月1日以降は構造によらず、階数2以上又は延面積200㎡超の建築物は建築確認の対象に。

とりあえず木造2階建は対象になるわけですね。

この法律は建築物省エネ法で建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律でした。

やはり令和7年度初めですね。4月1日から施行される法律は多いです。

その中では育児介護休業法とか高年齢者雇用安定法などあります。

育児介護休業法は男女ともに仕事と育児・介護を両立できるするための法律。

労働者を支援するための措置等が行われるとの事。

また高齢者雇用安定法は事業主が高年齢者雇用確保措置として継続雇用制度を導入する場合は原則として希望者全員を対象としなければならない法律で65歳までの雇用確保が完全適用になりますね。

人生100年時代と言われています。

今後は70歳、75歳と年齢的に上がっていくかも知れませんね。

最後になりますが値上がった物もまた多いですね。

食品の値上げは4000品目にものぼるそう。

毎日晩酌をしている身としてはビール大手4社のビールやチューハイなど200品目超を3％から12％程度値上げするというのは痛い・・。

また冬場も高かった電気代も政府の補助金終了を受け値上がりする見通しみたい。

東京電力の場合は標準的な使用量の家庭で前月と比べて400円程度値上がりするようです。

ここにきて暖かく(暑い？)なってきたことはまだ救いですかね？