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いろいろ教わる事がありますね。

小学生などのお子さんの短い夏休みももう終わろうとしています。

社会人の方のお盆休みも大体終わったことでしょう。

お盆といえば帰省がつきものですが

今年は新型コロナの感染者数からして中々移動しづらい状況でしたね。

毎日毎日の感染者数を気にせず早く通常の生活に戻りたいところです。

話は変わりお盆前に査定に行った物件のことです。

その物件は2軒長屋の内の1軒です。

査定に伺うと他の不動産会社の看板が貼ってありました。

査定時に売主さんに確認すると

もうその会社は潰れています・・との事でした。

数年前から依頼をされていたそうなのですが今ではなくなって連絡が取れないそうなのです。

その物件は現在、空き家です。

売主さんもお近く（歩いて5分くらい）にお住まいなのですが

その時は約1年ぶりにその物件に来られたそうです。

すると2年前の台風、地震の影響で

以前にはなかった雨漏りが発生していました。

私が査定に行った時には2階のベランダの防水が切れてその下の玄関部分、

また2階の屋根の一部から雨漏りが発生して2階和室の天井から雨が漏っていました。

既に空き家になって14年経過しているそうで

10年前から売りに出していたそうですが中々売れなかったみたいです。

そうこうする内に依頼した不動産会社が潰れ、そのまま放置していたそうなのです。

よくある話です。

物件までの距離が近いといつでも行ける・・という感覚になって

気が付けば長い間、見に行っていない・・となりがちです。

そしてその場で買取金額と仲介での売却価格をお知らせして

今回は仲介での売却をお勧めしました。

フットワークの軽い方でこちらが書類をお送りすると

すぐに返却してくださり、すぐに売却活動に移れました。

価格的には雨漏りがなければもう少し高い価格設定になるのですが

家財の一部が残り、雨漏りもあることから少し安めの設定にして売りに出すことに

了承していただきました。

ネット広告に掲載してすぐにお問い合わせがあり

今では契約予定となっています。

しかし10年以上前に何とか売却できていれば

今より随分と価格も高くキープできたように思います。

しかしこれもタイミングです。

火災保険も2年前の台風や地震の時には入っていなかったそうです。

今ではほとんどの方が

あの台風のことを考えると火災保険加入は必須となります。

売却もタイミング、火災保険もタイミング次第で手取り額や保障が随分と変わってきますが

あの2年前の地震と台風から教わったことなのでしょうね。

天災地変には逆らえません。新型コロナからも教わることがあるはずです。

色々と自然には教わることがあります。