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お隣さん次第で・・

今日から6月が始まりましたね。

大阪でも緊急事態宣言が延長になりました。

前回の解除の後に増えた事もありますし、新しい変異株の事もあるので致し方ありませんね。

今回は弊社得意の長屋の事についてです。

弊社が賃貸保有している東大阪市内の長屋があります。

この物件の土地は地主さんから借りている、いわゆる借地です。

この一帯をお持ちの地主さんですが

少し珍しく更地にして返却する建物所有者の方が増えています。

弊社保有の隣も昨年末に解体しました。

うちは5軒長屋のちょうど真ん中になりますがその隣を解体するという事は

端の家は1つだけポツンと残ります。

一戸建にはなりますが少し危ない感じで残っています。

全て1間半間口の建物で解体する前から大丈夫かな？と思っていましたが

やはりかなり傾いたりしたみたいです。

築年数はかなり古い建物で元々少し危険な外観でしたが

まだお住まいで今でも生活されているみたいです。

うちの物件の借主さんも言っていましたがすごい物音と振動だったそうです。

そうするうちにその並びの別棟の1軒も解体しました。

地代はそんなに高くないので売れそうな気もしますが今までのメンテナンス次第ですね。

全くリフォームをしていない室内なら更地にして返すのも選択肢の一つですね。

しかし間口の狭い長屋の1軒をうまく解体するものです。

その場所は前道も狭く、軽自動車1台通れるかどうかの広さです。

また工期も短く、短期集中で終わらせていましたね。

うちにも来ましたが、ちゃんと切り離し承諾を取ってからしていました。

最近、買取査定に行った物件の話になりますが

その家もかなり築年数が経過している長屋でした。

敷地も広く建て替え用地として良さそうな物件だったのですが

その隣から切り離しに関していい返事をもらっていないとの事でした。

その長屋は間口が約2.5間ほどあるので隣を解体しても特に問題はなさそうなのですが

必要以上の補強工事や補修を求められているとの事でした。

弊社への買取依頼は解体することなく現状のままで

切り離し承諾が取れない前提で買い取ってほしいというものでした。

それ自体は全く弊社にとっては問題はないのですが

本当に隣家さんの意向次第で売却金額も大きく変わるものだと思っていました。

この物件の弊社買取価格に対してのお返事は近いうちにいただきますが

解体できない雨漏りがある建物になりますので少し低めの価格を提示させていただきました。

おそらくリフォームするより解体したほうが費用的には

間違いなく安くてすみそうな建物でした。