バブルなの?
昨年の台風からすでに4か月が経過しようとしていますが
まだ多くの地域の屋根にブルーシートが載っていることを
よく目にします。
以前のブログでも書きましたが
屋根屋さんは半年から1年待ちになっているとか・・。
中には余りにも手が足りないので
大工さんが出来る範囲で直しているとも聞きます。
先日、査定にお伺いした方も大変お困りでした。
既に15年以上空き家状態の長屋です。
現在もブルーシートが軒並み架っています。
しかしその方のお宅だけブルーシートがないではありませんか・・。
もちろん売却のご依頼での査定にお伺いしたのですが
聞いてみました。
『なぜ〇〇さんのお宅はブルーシートをしていないのですか?』
【何社もブルーシートをお願いしたのですが断られたり、値段を吹っ掛けられたり
したので隣の人から文句を言われていますがこの状態なのです】
弊社の場合はお抱えの大工がいますので
保有している賃貸物件や売却中の物件などは
その大工さんに応急処置をしてもらっていましたが・・
そしてお話を続けて伺うと
【屋根瓦が崩壊しているので屋根の葺き替え工事の見積もりを
お隣さんと一緒にしてもらったら屋根だけで250万円の費用がかかるとの事で・・】
【そのお隣さんはもうすぐ工事にかかるそうなのですが
うちは余りに高すぎるので売却と並行して屋根屋さんを探しているのです】
またブルーシートをするだけで
50万円近い金額の見積もりを出すところもあったそうです・・。
お話をお聞きすればする程、お気の毒になってきました。
その250万円の見積もりの屋根工事ですが
私が見たところでは80~100万円程度の工事と見受けます。
(今まで弊社保有物件の屋根の葺き替え工事をした際の金額から換算すると)
相場の2.5~3倍ですって??
それでも今の事情からするとやむなく工事をお願いする人もいるのでしょうが
あまりにも高くありません?
ぼったくりの屋根屋さんも出ているとも聞きますが何とも言えない話です。
売却に関しては現在進行形ですが
ブルーシートに関しては現状があまりにも危険なので
弊社の大工を手配することにしました。
来週くらいには工事は終わっていると思います。
もちろん金額も相場でお話しています。
それにしても今、屋根工事の需要はいくらでもあるのでしょうが
人の弱みに付け込んで金額を吊り上げるのも如何なものでしょうかね。
まったく屋根バブルと化している模様です。