リフォームと不動産売買<その①>
先般の台風の凄まじさを
日に日に感じているところです。
最近の不動産売却査定依頼の内容はお気の毒なものが多いです。
ほとんど屋根が飛んだが火災保険に入っておらず
修理する費用も捻出できないのでそのままの状態で買い取ってほしい。
瓦がずれたみたいでブルーシートもせず
放置していたら2階の天井が見る見るうちにカビだらけになった。
一般の人では買ってもらえないので不動産会社に買い取ってほしい。
そんな内容が非常に多いです。
ほんとうに今までの台風の概念を一変させるほどすさまじい台風でした。
私の自宅も裏の家の屋上からものが飛んできて
外壁に穴が空きました。
お隣の平家はもっと被害がひどく貯水タンクみたいなものやフェンスごと
落ちてきて屋根を貫通!雨漏りが3箇所しているそうです。
この台風では屋根屋さんや保険会社の方は
休む間もなく仕事をしている状態ではないでしょうか? 😥
今回から中古の家の売買と縁が深いリフォームのお話です。
弊社も当然、古い空き家や長屋、連棟式住宅を買い取った際には
程度の大小はありますが転売・賃貸かかわらずリフォームを基本行っています。
先日、買い取らせて頂いた長屋は屋根が一部なく
2階から空が見えていました。
雨が降るとそのまま家の中が水浸しになっていた家です。
そこに来て最近は雨ばかり降っているのでさすがに
買取させて頂いた当日に大工を手配し屋根の一部補修をしてもらいました。
現在、屋根の工事業者は6月の地震から台風にかけて大忙しで中々つかまりません。
大工さんは本業ではありませんが
無理を言って屋根の補修をしてもらいました。
今までは買取契約が完了して物件の引渡しを受けてから
急いで改装工事に着手したことはそんなにありませんでしたが
現在弊社で買取させて頂いている物件は
売主様が修理をできない状態なのでやむなく売却される方が多いです。
その物件が弊社の名義になった以上
その物件に何かあって近所に迷惑をかけると当然、弊社の責任になるので
物件の引渡し前に段取りし、引き渡しを受けた後即修理工事に着手
せねばならない物件が多いのです。
しかし弊社が賃貸保有している物件も
瓦が飛んで借り手さんから連絡が入ったり、
売却中の中古住宅のカーポートの屋根がボロボロに破れて
見るも無残な状態になったりと大変です。
特に高槻や枚方市などで中古住宅や新築戸建てなどの販売をしている
不動産会社なども大なり小なり被害があったと聞いています。
しかし先般の台風の被害はかなり広範囲に及んだのではないでしょうか?