不動産取得税ってどう?
今日も大安ですね。
今回は不動産取得税について書きますが
この取得税は不動産を購入して1回だけ来る税金です。
市町村によって来るタイミングが違っていますね。
弊社の場合、大阪府下の物件の買取が多いのですが
大阪市を管轄している市税事務所は比較的来るのが早いです。
また枚方や東大阪の場合は少し遅れてくるような感じです。
弊社も毎月のように買取を行っているため
毎月のようにどこかの取得税の納付書が送られてきます。
この取得税に関しては納付書が来る前にまず確認書みたいなものが
先に送られてきてその後1か月後くらいに納付書が送られてきます。
以前はこの確認書みたいなものも送り返していましたが
最近は数が多いもので送らずじまいです。
でも結局同じように納付書は送られてきますよね。
不動産会社の場合、この取得税に関しては
不動産を購入して住宅性能を向上させる工事を行って一般消費者に
転売したケースは取得税が減額されます。(もちろん基準を満たせば)
しかし弊社のように老朽化している長屋などを購入して
耐震基準を満たすような工事をしていたらいくらお金があっても足りません。
もちろんそこまでの工事をすればそれなりの転売価格にもちろんなります。
それではまず売れないでしょうね。
普通の築年数の浅い中古戸建や中古マンションを買取転売している
会社は恩恵があるのでしょうが弊社の場合は全くもってありません。
またこの取得税に関して言えば
早い話、新しい家には減税があるのでかからないケースも多々あります。
まず新築の場合はよほど小さい家以外はかかりませんし
築10年くらいの中古戸建の場合も建物はよほど高い評価が出ているところ以外は
かからないでしょう。
しかし弊社の主力の長屋でもメリットはあります。
最初から評価が低いので不動産取得税も固定資産税も安いのです。
長屋の多くは固定資産税が1~2万円(年間)で
今年の売買した長屋のケースでは古すぎるので
固定資産税が掛かっていない物件もありました。
この場合は売買決済時に固定資産税の精算をしなくてもいいので
少し仕事が減りますね。