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仕事が休みになったので・・

弊社が昨年7月に購入した長屋があります。

当初賃貸保有するつもりで買取した家なのですが

市役所から屋根瓦が落ちそうで軒も崩壊していた長屋物件。

屋根や軒に関しては補修しましたが室内の改装はまだしていない状態でした。

なぜならお隣の角の方が不動産会社買取の売却をご希望されていた事と

逆のお隣の方がうちの物件の購入を検討されていたからです。

もうすでに最初の物件の購入から半年以上経過しました。

昨年後半もバタバタしていたのと

あまりせかしても・・という思いで今年に入りましたが

2月頃に双方に連絡を入れたところどちらもまだ結論が出ていないようだったので

室内の改装に入ることにしました。

お隣さんがうちの物件を購入するという件は断念されたのですが

逆の角の方はたまたた新型コロナの関係で仕事が休みになり

時間ができたこともあって4月上旬に連絡がありました。

その角のお隣の名義人であるお父様は亡くなっており、

連絡を取っていたのが息子さんでした。

その息子さんも10年以上ぶりにその家に入るとの事。

亡くなったお父さんとはほとんど連絡もしていない状況だったそうです。

外観は市役所から黄色いテープ（危険な建物という意味で）を貼られていて

屋根の瓦は外観から見てもずれていて何枚かは無くなっているのがわかるほど。

その息子さんは仕事がかなり忙しいことと

室内の家財を片付けないと買取はしてもらえないのでは・・

ということで中々電話がしづらかったと言います。

弊社も隣を保有していなければ買取していなかったかもしれませんし

おそらく買取の依頼もなかったと思います。

たまたまご近所の方が弊社を紹介してくれた経緯でこの方と接点ができました。

室内に入りましたが

ほぼほぼ予想通りの状況でした。

室内は生活していたそのままの状態で残っており、

このままの状態で買取させていただくお話ですぐにまとまりました。

最初に購入した方はもうすぐ室内リフォームが終わります。

その時はたまたま大工も工事している最中だったので一緒に宅内を確認してもらいました。

先に購入した物件の屋根工事の際に一緒にできれば

安くついたのですがしょうがないですね。

これから相続登記を行ったうえで買取契約をする予定です。

梅雨の時期までに何とか屋根工事は行いたいところですが

まだまだ新型コロナの状態からして相続登記もいつもよりは時間がかかりそうです。

この物件は屋根の工事と併せて外壁の補修も必要です。

また買取査定の時に気づいたのですがこの角の家はベランダがありません。

ベランダもつけるとなればかなりのリフォーム費用が掛かりそうですが

どうなることやら・・。