借り手さんからの連絡①<いろんな方がいます>
この12月に入って
弊社保有の賃貸物件の借主さんから相次いで連絡がありました。
まずあったのが民泊用として借りてもらっている買手さんから解約の連絡です。
来年2021年の3月がちょうど2年契約の満了ですが
その満了をもって解約したいという事でした。
理由はもちろん新型コロナで宿泊者がいないからということです。
良い借手さんだったのですが致し方ないところですね。
次にあった連絡が長屋を借りていただいているシングルマザーの方。
家の前の側溝に水が漏れている・・との連絡でした。
飲用水の止水栓を停めるとその漏れが止まるそうなので下水でなく上水です。
近所に人が集まってワイワイやっているとの話でした。
しかし今一つ理解できなかったので翌日現地に行きました。
この物件は玄関前に小さな植栽があり、その囲っているブロック塀の下部から
確かにチョロチョロ水が流れています。
止水栓を少しだけ開けるようにしていればそんなに気にすることも無いそうですが
気持ち悪いので後日、水道局に相談に行くことにしています。
おそらく古い物件なので上水道の配管が割れているのかもしれません。
水道代にも影響が出そうなのでなるべく早く処置する予定にしています。
しかし借り手さんでも感覚が大きく違うので面白いですね。
というのも12月の家賃は基本、前月の11月末まで入金してもらいようになっていますが
借り手さんによって全くスタンスが変わってきます。
ある方は毎月、入金はなく保証会社からの代位入金です。
またある方は保証会社に代位弁済のFAXを流して数日後に忘れていたかのように
遅れて入金があります。それも毎月・・。
しかしキチンとした方は11月30日に入金しているにもかかわらず
『家賃の支払いが遅くなって申し訳ありません』と一報いただく方もいます。
本当に各々スタンスが違いますね。性格でしょうかね?
話は戻り借り手さんからの連絡の続きです。
公衆電話から何回も連絡が入っていたのですが
電車で移動している最中だったので出れなかった電話がありました。
その後、借り手を紹介してくれた賃貸会社から連絡があり、〇〇の借家を借りている方から
至急連絡が取りたい・・とこちらに連絡があったので掛けていただけますか?との事。
また修理箇所でも出たかな・・と思いながら連絡しました。
もしもし・・
『社長さん!何回も連絡したんですが!』
公衆電話からはやはりこの方でした。
『お隣が来週から解体するらしいんです!』『この家大丈夫ですか!?』
『解体業者が挨拶に来て、近所の人もみんな出てきて騒いでいます!』
この賃貸物件は1間半間口の長屋で1/6戸建のちょうど真ん中の家でした。
次回(12月18日)へ続く