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借金をしてでも買った方が良い！？

もう3年以上前のお話です。

弊社に家の買取依頼がありました。

査定にお伺いさせて頂くと

以前、大手不動産会社に売却を依頼されていたとのこと。

その時は買い手が付かず、一旦売却を取り止めたそうです。

しかし今回はなぜ、買取の依頼なのでしょう？

以前は普通に買い替えを考えてたそうです。

しかし売却を取り止めてからお隣さんに購入してもらう話になったらしいのですが

徐々に買う値段を叩かれるようになったそうです。

あまりの安い金額に一旦断りを入れて当分住みますと返事しましたが

お隣との関係が気まずくなったそうです。

しかし・・・

一転、外国に移住することが決まり、期限も限られているので

買い取ってほしいという依頼にチェンジしたらしいのです。

今でもお隣さんは依頼者の家を購入したいそうなのですが

お隣さんには売りたくないらしく

わからないように買い取ってほしい・・という内容の依頼でした。

金額も大事ですが

お隣さんと感情的になってしまうと

金額の問題でもない状態らしく弊社はご希望金額をお聞きして

その金額で買取させてもらいました。

その後、お隣さんが気づいて気を悪くしていたのも当然の事でした。

最近も1戸建ての買取が決まりましたが

その家も当初はお隣さんが購入する話になっていたものでした。

そのお隣さんは裕福らしく

『現金で購入して息子さんに住まわせる』という事で

金額まで決まっていたそうです。

しかしその住まわせる予定の息子さんが

『そんな金額を出すくらいなら現金で欲しい・・・』

という事になったらしく、時間をかけて交渉していたにもかかわらず

急遽、取りやめになって弊社に買取をしてほしいという依頼になったそうです。

売却に出した方が高く売れるような立地のいい物件でしたが

まず住んでいる両親は引っ越し日が決まっていました。

そして名義人の息子さんは遠方に家を建てている事と

仕事が猛烈に忙しい方で手間暇かけない売却方法をご希望されたのです。

昔は『お隣の土地は借金をしてでも買った方が良い』

という言葉をよく聞きましたが

不動産会社を入れず、直接お隣さんとの直接売買になると

難しいところもあるのかもしれません。