関西・大阪の相続物件、空き家、長屋、中古マンションの不動産高額買取・高値売却・スピード無料査定はお任せ下さい

共有名義の半分を

最近は借地物件の売却のご相談、問い合わせが少なくなりました。

借地物件の売却のご相談も相続をされた方からのものが多いのですが

新型コロナがまだ落ち着いていないのでしばらく様子をしてから・・

という人も多いでしょうね。

借地と言えば建物のみを所有されており、土地は借りている物件です。

そして土地所有者に土地代を支払うのが通例です。

最近、借地物件ではありませんがこんなお問い合わせがありました。

土地と建物の名義が違う物件で

その土地の名義人の方からの売却相談でした。

建物はその方の親戚の人が所有しているらしいのですが

その親戚からは土地代をもらっていないとの事。

親戚なのでそれもありだと思うのですがかなり事態は深刻そうでした。

なぜか建物の火災保険は土地所有者の方が加入しており、

建物名義の方は固定資産税も何も費用は出さないとの事。

その親戚とは縁を切りたいので売却をしたいというものでした。

ただ少しややこしいその建物名義の方が住んだ状態で

土地を買う人はいるでしょうか？

もし土地を買ったとしても住んでいる人から

土地代をもらえないどころか、転売もできないでしょう。

利用できない土地を誰も買う人はいないのでお困りなのですが・・。

その方にはどうしても土地を処分したければ建物をお持ちの方に

売ればいいのでは？と聞きましたが当然、お金を出さないので成立しませんとの事でした。

最終手段は経費をご自身で出されて建物所有者に差し上げることぐらいでしょうか？

中々難しいご相談でお力にはなれそうもありませんでしたが

区役所で評価証明書を上げてもらえれば経費の概算を出せますので

またご相談ください・・と電話を切りました。

また別にも中古マンションの共有名義の物件があり、

もう一方の方が全く協力的でないので共有名義の半分のみ売りたい・・

という相談がありました。

しかしその共有名義を購入した人は非協力的な方の相棒になるわけです。

当然、半分の権利はあっても現在住んでいるのはもう半分名義人。

これまた通常では買い手がつくことはないでしょう。

あまり聞かない話ですが実際にあった話です。

まだ協力的な地主さんの土地上の建物の売買の方がかなりやりやすいですね。

しかし地主さんのご意向も様々なのでスムーズにおく事ばっかりではありませんが・・。