古い家ならではの話
先月の末に堺市堺区の賃貸収益用の平家建てのリフォームが終わりました。
購入したときには崩壊寸前の家で屋根に穴が開き、
和室は腐食して草が生えていたほどでしたが見事に復活しました。
平家建ての長屋なのですが建物の傾きがすごくて大工も困っていましたが
うまく仕上げてくれました。
弊社に売ってくださった売主様も多分喜んで頂けるのではないでしょうか!
年間を通じて大きな会社ほどリフォームを行うわけではありませんが
頻繁にどこかでリフォーム工事をしてもらっています。
しかし途中、見に行くことはほとんどありません。
最初の打ち合わせをしてそれ以降、大工さんに任せっきりです。
たまには『あれっ』と思う仕上がりになるときもありますが
基本的に思うような形に仕上がります。
しかしこの堺市堺区の物件は予想以上の仕上がりになりましたので
家賃を少し上げて募集を開始しました。
今月3日から募集していますが現地の案内も多くそれほど時間をかけず
貸り手さんが見つかりそうです。
この物件は明治34年建築の長屋なのですが
弊社の場合は築年数不詳というほど古い物件を好んで買取しています。
その物件をリフォームして転売するか賃貸収益用で保有しています。
その中で電気に関してはまず容量が少ない物件がほとんどです。
昔はエアコンはなく扇風機、もしくは団扇(うちわ)で涼んでいたと思います。
またはエアコンをつけるほど暑くなかったのかは知りませんが
ブレーカーが家全体で2つしかない物件などはザラです。
今の各部屋にエアコン設置をすればブレーカーは落ちて容量的にもちません。
なので必ずと言っていいほど電気工事が必要になります。
関西電力に申し込んで電気新たに引っ張りブレーカーを増設する形です。
また他にも古い家の場合は今では考えられないようなことも出てきます。
最近も賃貸収益用に貸している東淀川区の物件の借主さんから連絡がありました。
水道を使っていないのにメーターが廻っていますので
一度、見てもらえないでしょうか・・との事でした。
またいつもと同じようにしか水道を使用していないのに倍くらいの料金が掛かっていたとの事でした。
大工さんに見に行ってもらいましたが丸1日かかって
漏水しているところを発見してもらい修理してもらいました。
やはりこの家も昭和初期の家で配管も相当老朽化しているのでしょう。
賃貸収益用に貸している物件も弊社の場合は古い家ばかりです。
これからも間違いなく故障ではなく、老朽化からくる修理は増え続きそうです・・。