建物状況検査
この9月は続々と新物件を売りに出していますが
人気の物件はやはり早いですね。
大家業の方のお問い合わせが多い低価格帯(価格300万円以下)の物件は
ネット広告に掲載しても3日ほどで買い手が決まったりします。
この価格帯の物件は割とボロボロな室内・・のことが多いのですが
最近、売却が決定した大阪市住吉区の物件などは
昭和45年建築で築後50年ですがマメにリフォームをされていたのでかなり程度は良好でした。
しかし一方、大阪府寝屋川市内の売りに出している物件などは
ガレージ付きの一戸建でお問い合わせは多いのですが中々買い手が決まりません。
まぁこればっかりはご縁のものでもありますので焦らずやっていますが・・。
弊社の買取物件と言えば老朽化しているものが大半ですが
最近リフォームが終わった昭和56年建築の中古一戸建てがあります。
(弊社では新しいほうです)
この建物の状況調査を建築士事務所に依頼しました。
弊社の場合は調査をしても明らかに傾いているものが多く、
こういう調査をすることがなかったのですがこの物件は割とまともなので見てもらいました。
その際に立ち会いましたが
家の傾きが1000分の6以上あれば傾いているとの認識みたいで
物件のある部屋は1000分の9の傾きがありました。
シロアリの害も目視ですが見てくれます。
〇基礎、土台ー問題なし
〇外壁のモルタルーところどころひび割れ等あり
〇小屋組みー2階洋室の収納内点検口に3㎜にひび割れあり
〇天井雨漏りー跡なし
こんな感じで既存住宅状況調査の写真付きで報告書が上がってきました。
これを見て購入を検討している人がどう思うのかはわかりませんが
購入の際の判断基準の一つになればと思っています。
かといって不適合責任(少し前の瑕疵担保責任)は2年間負いますので
調査の有無は弊社の補償にとってはあまり関係はありませんが・・。
他の不動産会社と違って弊社の場合、まともな家の買取はあまりありませんので
この調査を継続して行うかもわかりませんが・・。
調査の価格は約5~6万円程度でしたが安いのか高いのかもさっぱりわかりませんが
しかし購入される側から見るとやってほしい最低限の調査になるでしょうね。