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最近の取り扱い物件

ここ最近、取り扱いした（している)物件のお話です。

まずは査定に行ってビックリした長屋からです。

先月の中旬にお問い合わせを頂きました。

空き家にしている長屋を売りたいとの事、室内はリフォームしているので

長屋でも買い取ってもらえるのではないかと思い連絡をしたとの事でした。

その物件は1/4戸建の長屋の端家で

伺う前に謄本等の資料を用意していたので長屋の中でも

比較的新しいほうの昭和50年建築の物件という事は把握していました。

ただ土地面積が30㎡台で前面道路の半分はその敷地からの持ち出しで

有効の土地面積といえば29㎡ほどの物件です。

リフォームをしていると言っても賃貸収益用に多少された程度だと思っていました。

伺ったところ

室内は新築同様になっていました。

まずは玄関ドア、そしてシステムキッチン、室内建具もすべて新品

また階段まで新品になっていました。

そのリフォームは今年の4月にされたそうで

もちろん浴室も洗面も床のフローリングもすべて新調されていました。

費用として600万円以上かかったそうです。

おまけに照明やエアコンも全室ついています。

弊社としてはリフォーム前の物件を買取することが多いため、

その600万円以上の価格で買取することは難しい旨、ご説明しました。

もちろん室内が綺麗なのは理解できるのですが

築年数と土地の有効面積を考えると売却するとしても天井は決まっています。

その売主様にはもったいないので誰かお身内の方が住むか

人に貸されたらどうですかとお話ししましたができれば売りたい・・との事。

私は売れる可能性がある金額は700万円までの価格設定です・・とご説明すると

年内中はそれで頑張ってやってほしい！という事になり、現在売却活動中です。

次は先日、買取させていただいた借地物件のお話。

その売主様は地主様に買い取ってもらう予定で動いていました。

金額的な折り合いもあってお返事まで約1か月かかったそうです。

もうすでに買い取ってもらえるものとして考えていて引越日も決まりました。

ところが引越の3週間ほど前に地主さんから買い取れないとの連絡があり、

慌てて借地物件を買い取る不動産会社を調べられたそうです。

そこで弊社に連絡がありました。

その借地物件は6軒長屋のほぼ真ん中で建築されたのは昭和34年です。

室内はその売主さんがDIYでフローリングを貼り、

室内壁はペンキをご自身で塗られていました。

もう引越しまで時間もないことからその場で買取金額をご提示してお返事を待ちました。

そして翌日、連絡があり『もう少し金額を上げてもらえませんか？』との事でしたので

少し金額を上げて買い取ることになりました。

再度、買い取る前の打ち合わせでお伺いし、その際に故障個所はありますか？と

お聞きすると最初、ぱっと見た感じは綺麗に見えたのですが

キッチンの給排水故障、トイレ故障、浴室電気故障など次から次に出てきました。

老朽化している物件を主に買い取りしていますので少しの故障くらいは・・

といつも思っていますがこれ以上故障個所がないことを祈るばかりです。

明日・・リフォーム見積・・。