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期日延長合意

このコラムを書くときはなぜか大安の日が多いですね。

売買契約日や決済がある日に書く事が多いです。

政治の方は衆議院の告示がされて早くも今月末には選挙投票日ですね。

何かと忙しい今年の10月です。

最近、大工さんから聞きましたが

リフォーム工事に関する畳やクロスまで値上がりしているみたいです。

この10月からはマーガリンや和洋菓子、タバコなども値上げがありました。

また以前からウッドショックで木材が少なく高騰しているわけで

東京ディズニーランドまで値上がりしました。

年末にかけては小麦粉や食パン、うどんまで値上がりするそうですが・・。

前回にも書きましたが不動産の物件も価格が上がっている状況の中、

リフォーム資材まで値上がりとなるとこれからは買取して転売する際の

販売価格にも影響が出そうですね。

頭に入れておかないと買取査定に行った際の査定金額にも影響します。

それでも新規リフォーム屋さんの売り込みは未だにあるのですが不思議です。

確かに新型コロナになってからも家などの不動産は売れていると言われていますが

苦戦している不動産会社の話も聞きます。

リフォーム業界も忙しそうな話を聞きますが

それも二極化していて忙しいところもあれば暇なところもあるのでしょうね・・。

ここから話は変わり

先月に予定していた仲介物件の残代金決済が今月に伸びました。

先月の28日にする予定でしたが

買主さんの目の病気の緊急手術が入り、今月に延期になりました。

幸いに手術は成功して今では退院されてお元気にされているのですが

この買主さんは金融機関での融資を受けての購入でした。

金融機関の融資を受ける場合、団体信用生命保険というものに入るのが条件になります。

しかし以前に記入されていた内容とは異なるために

再度、記入して審査が必要だという事になりました。

ご病気の内容は目の網膜剥離でしたが今では通院のみで対応されており

診断書も保険会社に出しました。

もちろん生死に影響があるわけではないのでまず問題ないかと思います。

今回は急な延期にも売主さんが快く承諾していただいたので特に問題なく進んでいますが

期日にうるさい方だとトラブルになる可能性もありますね。

今回は9月30日までの残代金支払での売買契約書になっていましたが

急遽25日に買主さんより決済できない旨の連絡がありました。

すぐに売主さんに連絡を取り10月29日までの残代金期日延長の合意書を頂きました。

売主さんが強硬に出た場合は買主さんの融資が内諾されていた事もあり、

9月30日には残りの代金を払わなければ手付解除で手付金を放棄せねばならないケースもあります。

仲介での取引では売主・買主さんの意向が重要ですが

せっかくの取引なのでやはり気持ちよく終わりたいですね。