相場感
本来は『相場観』ですが
今回はあえて相場感です。
まだまだリノベーションしている中古マンションは
いい価格で売れているみたいですね。
大阪の場合、万博が来ることが決定してカジノも来るかも?という事で
まだまだ不動産流通はいけるのでは!?という方もいらっしゃいますが
中古マンションなどはまだいい価格をキープしているような感じですね。
前にも書きましたが私が不動産会社の営業時代1000万円程で成約していたものが
今では1500~1700万円くらいで売れているところも結構あります。
またうちの得意分野である長屋の売買なんかも
大家業をしている方に聞くと少し価格が上がってきたように感じる・・という話もあります。
確かに大阪市内で言うと『西成区』なんかはかなりホットな感じですね。
弊社が買取をして500万円程度で販売したものを
中国の人が購入して右から左で800万円くらいで転売する・・といったことも一昨年ありました。
私からすれば500万円でも割といい価格では・・と思って販売していましたが
西成に関していえば中国の人は難波からも割と近い割に安い!と思っているらしく、
この『西成区』の長屋相場が上がっているみたいなのです。
もちろん売り手からすればありがたい話です。
最近は西成区の売却依頼があまりないのでよくわかりませんでしたが
市場で出ている価格を見たらかなりいい金額で売りに出ている物件も多いです。
この相場の感覚はこの商売を長くやればやるほど難しいところのあるのではないかと感じます。
私なんかは
今、中古マンションを購入しようと考えている方にあまりお勧めしません。
※あまり中古マンションの購入依頼や売却はありませんが・・
景気の事なので今が良いように感じても
又、悪くなることも必ず出てくると思いますので
やはり次の売却も見据えての不動産購入が基本だと考えます。
あまり景気に左右されないと思われる『長屋の売買』も
中国人の勢いに相場の感覚が狂ってしまうかも・・・。