2010年と比べて

マンションが高い!?

 

4月30日に国土交通省が2024年1月の『住宅価格指数』というものを発表しました。

2010年平均価格を100として指数化した数値との事。

 

 

全国的には前月比1.3%増の138.8%。

 

大阪の住宅総合としては前月比マイナス1.8%の141.3%となっていました。

 

その内訳としては『住宅地』が前月比3.7%減の122.2%、『戸建住宅』が同7.6%減の115.3%。

それに対し『マンション』は同5%増の195.2%になっていました。

 

 

これをみると2010年からマンションは約2倍!

前月比も上がっていることから戸建よりもマンションの価格の方が上がっているようです。

 

確かに実際に仕事をしていてもマンションの価格上昇には目を見張るものがあります。

中古マンションを始めとして基本、立地のいい所に建っていますね。

 

やはり不便な所より便利なところに人が流れているのでしょうね。

 

なかなか・・

 

弊社がリフォームして販売に出しているある物件があります。

駅まで徒歩では行けず、バス便の立地です。

 

リフォームに約500万円かけてますので室内外は綺麗で価格も1000万円前後。

またガレージもあるのですが昨年の9月から売りに出していますがまだ売れていません。

 

 

しかし内覧した方はほとんどと言っていいほど気に入られます。

 

気に入ったから全ての人が購入するとは限りませんね・・今まで何回も契約予定になりましたが全て何らかの理由で最終は断りになりました。

 

先ほどの住宅指数から見ても駅から近い物件なら少し価格が高くても売れていたでしょう。

不便な立地だと万人にはうけないのでしょうね。

 

特に今は・・。

 

中古テラスハウスとマンション

 

先ほどの『不動産価格指数』に戻ります。

 

東京や名古屋圏でも同じような流れになっていてマンションは約2倍。

住宅地や戸建に関してはやはり2010年と比較しても110~120%程度になっています。

 

マンションの価格は上がっていても売れているので又さらに上がるといった感じでしょうか?

 

逆に戸建などはマンションと同じような感覚で価格を上げると売れない!?

 

先を見越すと

 

先ほどの中々売れない物件は中古テラスハウスですが軽量鉄骨造です。

 

建替えは隣と切り離さないとできないのですね?と聞かれます。

 

単独で建て替えできないのは将来的に心配される方もいますし、断り文句にする方もいます。

当然そうなのですが私としてはマンションと同じ感覚です。う

 

 

いやマンションの方が戸数が多いので建て替えをするにはかなりのハードルがあるでしょう。

将来的に更に高齢化社会が進むとマンションもゴースト化するものも出てくるでしょうね。

 

30年先がどうなっているかなど誰にもわかりません。

 

 

 

いやはや先を見すぎると家は買えなくなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

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