司法書士さん
現在、不動産の買取契約を毎日のようにこなしている最中です。
昨日も日曜日ですが
1件長屋の買取の契約決済がありました。
通常は法務局が空いている平日に不動産取引を行うのが
通例ですが売主様の都合に合わせて弊社が買主の場合は
司法書士さんに休日出勤をお願いしてやることにしています。
そういえば先日、いつもとは違う司法書士さんと夕食にいきました。
今年は違った忙しさがあるそうです。
例年なら3月(年度変わり)に取引が集中して
司法書士さんも引っ越し屋さん並みに忙しい状態なのですが
今年に関しては元号が変わることも影響しているのか
3月は割とお暇で、4月が忙しかったそうです。
しかし司法書士さんも主流の仕事は様々です。
弊社など不動産会社が依頼しているのは主に不動産登記を専門に
している司法書士です。
しかし成年後見人を主に取り組んでいる司法書士もいれば
また違った内容を主にしている方もいます。
成年後見人に関しては判断能力は亡くなったのですが
成年後見人になる方がいないので
司法書士が変わって後見人になるケースです。
そうなれば財産の管理も全てその司法書士がするわけです。
私も身内の成年後見になっていますのでよくわかりますが
一定期間で家庭裁判所に資産の管理状況を報告することが必要です。
これを専門にしている司法書士さんなどは何人もの成年後見人になっているので
手数料を取るにしてもかなり大変な仕事になっていると思います。
また、弊社などが頼む不動産登記を専門にしている司法書士さんは
不動産取引の際の所有権移転(名義が変わる)の申請を売主・買主に変わって
法務局に申請してもらう仕事がメインでその中で相続登記などの仕事なども出てきます。
しかしその夕食時にも話していましたが
私の見解では司法書士さんの仕事はネットの普及で
一般の人でもやってやれない事はありません。
もちろんより専門的な事は別としても・・
私もそういう事は専門ではありませんが
父親の相続登記や身内の成年後見人の手続などは自分でやりました。
ネットでも必要書類や流れなどは出ていますし、
法務局に聞けばこれまた親切丁寧に教えてくれます。
司法書士さんも事務所で務めた後に独立される方も多いと思いますが
競争が激しい上に仕事の依頼者が減ると厳しい時代になるのではないか・・
と私は考えています。
もちろん不動産会社も競争は同じですが・・。
そういえば以前に聞いたことがありましたね。
虫歯の人は減少傾向らしいのですが
歯医者さんは増えているそうですね。
素朴な疑問ですが
お医者さんを開業された方で経営が成り立たなくなって
閉店する人っているのでしょうか?