長屋売却査定の話・・その14『下取保証付ですが・・』
今年も台風の影響がありそうな感じですね。
8月の後半などは比較的過ごしやすい時もありましたが
9月に入ってからまた暑さがぶり返して来たり中々すんなり秋にはならないですね。
先月の後半から現在も売買契約書の作成に追われています。
もう少ししたら一段落つきそうですがまだまだ忙しくさせて頂いております。
ありがたい話です。
話は変わり
今、売り出し中の長屋があります。
この長屋は珍しくガレージ付きの1/4戸建です。
売主様が遠方の方で売れ残るのが嫌なのでと
一定期間、売れなければ弊社が買取させていただく下取保証を付けての売却で進めています。
売主様にとっては当然手取り額が多いほうがいいので仲介での売却の方がいいわけですが
あくまで担保的な要素として下取保証をつけています。
この物件の隣(同じような間取り)は前から売りに出ていました。
600万円位で売りに出していましたので
こちらは早く成約するために480万円の値段をつけて売りに出しました。
ネット広告に出してから問い合わせは殺到しました。
購入希望者も3組ほど来られましたが
2か月近く経過している今でもまだ成約には至っていません。
この物件は単独での再建築ができないため、基本的に融資が難しい物件なのです。
購入希望者はすべて融資を希望されており申込人の問題というより
物件の問題で融資がすべて通りませんでした。
大阪信用金庫の無担保住宅ローンという商品があり、再建築不可の物件でも
取り扱いは可能なのですが今では審査が厳しくなっているようで皆さん融資が通っていません。
今でもお問い合わせが多い物件で室内程度も築年数の割には悪くないのですが
残念ながら成約に至っていません。
直ぐに売れると予想していたので売主様には申し訳なく思っているのですが
下取りする前に何とか仲介で売却して手取り額が増えるようと頑張っている次第です。