知らないエリアの相場
弊社で保有している賃貸物件が3月で2組退去になりました。
そして新たにリフォームが終わった物件の募集も始めましたので
合計3軒を4月からまた募集しましたが、すでに2軒は借り手が決まりました。
大阪市港区で3月に出たお客さんの退去立ち合いでお話を伺いましたが
貸していた家賃49000円は安いということでした。
うちは不動産売買がメインなのであまり賃料に関しては
あまり気にせず設定しています。
弊社の保有している賃貸物件と言ってもほとんどが長屋です。
築年数も50年は経過している家ばかりです。
なのでガレージ付の物件以外はほとんどが家賃5万円以下です。
その大阪市港区の賃貸物件ですが隣(同じような作り)も賃貸募集していて
家賃5万円以上だという事でした。
しかし退去後の募集も49000円で始めました。
するとペットで+1000円の合計50000円ですぐに次の借り手がつきました。
やはり家賃設定としては安かったのでしょうね。
何か月も募集しているより少し安く貸したとしても
すぐに入ってもらえる方が性に合っていますね。
賃貸の事は今でもあまりわからないので借り手を決めてくれた
賃貸会社に契約書なども任せていますね。
さて本業の最近の不動産売買に関しては買取希望ではなく
仲介での売却依頼が多くなってきました。
エリアも大阪市以外の物件が増えています。
たまに不動産会社から相場の問い合わせの電話があります。
それは同業者でエリア外に会社があり、弊社の会社住所の大阪市旭区の
物件を購入するのでいくらくらいで売れそうか?という相場を聞くための電話です。
その時いつも思うのですが
基本的に弊社は大阪市旭区の地域密着で
物件の取り扱いをしているわけではないのになぁ・・と。
しかし時間があるときにはわかる範囲で相場をお伝えしています。
確かに知らないエリアの物件を不動産会社が転売目的に購入する前には
地元の不動産会社に相場を聞くのが普通でしょうね。
ネットワークの多い住友不動産販売や三井のリハウスなど・・。
しかし私の場合はあまり詳しくないエリアの物件を買取する場合でも
まず他に聞くことはしていません。
なぜか・・と言っても特に理由はありません。
路線価や減価償却、販売事例を見る情報機関があるので
そんなに狂いは今のところありません。
弊社の最も得意としているのは大阪市内と京阪沿線、東大阪市になります。
3月に藤井寺市の土地を販売しましたが
情報を見た不動産会社からは安いですね・・と言われていました。
だからと言って値段を上げることももちろんしません。
もう少し高く売ればよかったとも思いません。
基本的になるべく早く売れるように・・としか考えていないのですが
私は少し変わっているのでしょうか?