アスベストと値上がり
リフォーム材料も・・
先日、大工さんから聞きましたが今年の4月1日からリフォーム用建材などの単価が上がったようです。
何かと値上げされる食品や商品が多い中、リフォーム材料もまた値上げみたいです。
中古不動産市場の価格自体が上がっている中でリフォーム費用も上がれば買取転売をしている業者から販売される物件の価格がまた上がりそうです。
アスベストの調査義務
また4月から『アスベスト』の使用の有無を調査する制度が開始されたと聞きました。
これは【建築物・工作物等の解体・改修工事を行う際には、工事の規模、請負金額にかかわらず事前に法令に基づく石綿(アスベスト)の使用の有無の調査(事前調査)を行う義務がある】との事です。
また【建築物の事前調査は、建築物石綿含有建材調査者または日本アスベスト調査診断協会の登録者が行う必要があります(2023年10月から着工する工事に適用。
ただし、それ以前でも資格者による調査を行うことが望ましいです。)】とあります。
うちの大工さんもこの4月に資格を取りに行くみたいですが割と大ごとですね。
また工事の規模は解体が解体部分の床面積の合計が80㎡以上、そして改修工事では請負金額が税込100万円以上のものは事前調査の結果の報告が必要との事。
アスベスト撤去工事の業者さんは慣れているのでさらに儲かりそうな話です。
ただ慣れていない工事業者さんは大変ですね。
アスベストといえば昔に建築された古い建物に存在しているイメージですがそうでもありません。
一昨年に平成9年建築の一戸建のリフォーム工事を行いましたがその際にユニットバスを新調したのですが残存のお風呂を解体する時にアスベストが出てきたと大工さんに聞いた事があります。
やはり撤去するのに少し割高だったそうですが古い建物ばかりとは限りません。
私個人的にはこの話にうといので大工さんに任せるしかありませんがこれで更にリフォーム費用が上がる可能性もある訳ですね。
中古物件の買取転売の不動産会社にはかなりの向かい風のような気がしますが決まったものはしょうがありませんね。
給湯器は新調?修理?
先月、大阪でまん延防止等措置が解除されてから老朽化物件の買取や売却のお問い合わせが増えてきました。
ただリフォームが必要な状態の物件がほとんどです。
今では給湯器も生産はしているとはいえ4~5ヶ月待ちになっていることを考えると買取りさせていただいてもリフォームが完了するのがいつになるのやら・・。
大工さん曰く『今は給湯器が壊れても新調するのではなく修理したほうがいいですよ』。
もちろん割高な費用を払えば今も給湯器はあるのでしょうが凄い価格みたいです。