今は不動産繁忙期!?
不動産の繁忙期がおかしい?
3月も残り10日ほどになりましたがマイホームを手に入れた方は多いのでしょうか?
新型コロナの蔓延防止等措置が長い間続いて、ウクライナの戦争などの事もありましたが・・
例年であれば1月くらいから家を探し始める人が多いでしょう。
そして2月に契約をして3月に物件の引渡しを受けて引っ越しをする・・というのが定番でした。
弊社の場合は新築一戸建などの取り組みが少ないので通常の不動産の繁忙期とは違い、1~3月だから特に忙しいという事はありません。
逆に暇だと言われる7~8月や年末の方が忙しかったりもします。
空き家所有者の売却時期
弊社の主流の老朽化物件の売主さんは『思い立ったが吉日』にみたいなところがあります。
なので雨が漏ってきて隣家に迷惑をかけることが増えてきた・・
賃貸収益に使用していたが退去を機に売却したい・・
といった売却理由が多い様に思います。
また親御さんがお亡くなりになり相続で取得したけれど誰も住まないし、管理できないので売りたいといった内容になるとあまり季節は関係ありません。
そういった意味では住宅ローン控除とか毎年変更がある住宅に係る税制なども余り関係することが少ないですね。
空き家に関して数年前に仲介手数料の上限が変更になりましたがこれも随分、昔のような感じです。
空き家問題も新型コロナ等で今は薄まっている印象ですね。
長年空き家の物件はそこそこ老朽化が進んでいます。
慌てて売却する理由も基本、特にありません。
あえて今の時期に売らないといけない理由もない訳ですね。
近い将来、売却は考えているが新型コロナが少し落ち着いてから考えようと思っている人も少なからずいらっしゃると思いますね。
私設管の物件調査
ここから少し話は変わり、空き家物件の場合では水道や電気が止まっていることもあり販売の際の物件調査が難しい場合があります。
特に汚水、雑排水(トイレやキッチンの排水)です。
大阪市内の物件の場合は公共下水が整備されています。
最終はどこかの公共下水管に繋がっています。
築年数が古い物件の場合は前面道路に配管があっても敷地裏側の私設管を使用しているケースが結構多いです。
しかしその私設管はいずれかの公共下水管へと排出されています。
ただ大阪府門真市などは公共下水が整備されていないエリアもあります。
・・となると汲み取りや浄化槽ということになります。
(浄化槽・・微生物の働きなどを利用して汚水を浄化し、きれいな水にして放流するための施設で各家庭の
敷地内に設けられていて、最も身近な汚水処理施設)
相続で取得されてお住まいでない家の場合は役所や現地での判断になり、役所でも教えてくれないところもあるくらいです。
この場合は近隣の方に聞いて確認して重要事項説明を完成させるようになります。
大阪府全域で公共下水が完備すれば将来的には不動産調査も楽になりますね。