通話無料
24H受付中
LINEで相談地積更正登記
先週にもうすぐ売り出し予定の中古物件の土地の測量立会が終わりました。
測量士もビックリするほど近隣の人がいい人ばかりで
すんなり境界も決まりホッとしています。
ただ公簿面積(登記簿)よりも2.5坪ほど減りました。
本当は地積更生登記(土地を計って現状の面積に登記し直す)は考えていませんでしたが
仮測量をした際に大きく面積が減った事で登記し直すことにしました。
購入する人も登記簿の面積と実際の面積が大きく相違しているとややこしいですし
住宅ローンを組む際に金融機関から測量条件が出る可能性もありますので致し方ありません。
またこの物件の周辺すべて法務局に土地を計った地積測量図がありませんでした。
今回、弊社の物件を測量したことで境界が決まることにより
隣接する方がもし将来的に売買する際に一つの参考になるのではないでしょうか？
測量するというのはまず、実施側に費用は掛かりますが
隣接する方は境界は決まるし、費用は掛からないので本来は大助かりな話だと思うのですが
これまたその隣接する方によっては違う方向に行く時もあります。
弊社の場合は転売用の物件測量なので多少、面積が減ってもしょうがないと考えていますので
常識的な近隣の方の主張は受け入れます。
しかしごく稀に言葉は悪いですが土地泥棒のような方がいる場合は
明らかにおかしい境界を主張する人もいますね。
『昔のお祖父さんがこのラインだと言っていた』とか・・
どうみてもおかしなラインを主張して自身の土地が増えるような主張をする場合もあります。
私も10数年前に仲介物件の測量の立会いをした際にそんな人を見た記憶があります。
今回はこちらが思う境界ラインを示したところで誰も異議なく同意いただきました。
うちは建売をしているわけでもなく
古家をリノベーションして売ることが多いため、あまり土地を測量する機会はありません。
しかし今年2回目の地積更正登記に要する土地測量立会でしたが
いずれも問題なく行えました。本当についています。
この近隣の方に関しては私にはどうすることもできないので・・。
これで今回の物件は土地、建物共に更正登記をしましたので
法務局に『地積測量図』『建物図面』ともにある状態になりました。
リフォームも8月に大方の工事が終わっており、この地積更生が完了すれば
最後のハウスクリーニングを行い、販売に移行します。
昭和14年建築の土地付き長屋ですがこれが
ガレージ付き(軽自動車のみ)の広めの3LDKに変身しました。
今年の2月の購入した物件ですがようやくここまで来ました。
