新年度の税制と金利のお話
変動金利の動向
長い間、住宅ローンの変動金利は変わっていませんね。
もうあれこれ25年ほど同じ位の金利で推移しています。
店頭金利であれば都銀であれば2.475%~、地銀であれば2.675%~くらいで長い間、推移していると思います。
しかしこの25年間で金利優遇の幅が大きくなっています。
約15年前であれば店頭金利から1%ほどの優遇が限界だったような気がしますが今であれば2%近く優遇するところもあります。
またネット銀行などではさらに安いところもあるようですね。
ただネット銀行の場合は借りる方の属性(勤務先や勤続年数、年収など)がいい方でないと中々通らないみたいですが・・。
ただここに来て物価の値上がりに同調するように長期金利も上昇気味で固定金利は少し上がったところもあるみたいです。
もちろん物価とは直接関係はないと思いますが・・。
昔はこんな安い金利はそう長く続かない・・と言われていましたがフタを開けるともう25年ほど変わっていない状況です。
まだまだこの低金利状況は続くのでしょうか?
今年の不動産税制は
またこの4月から不動産税制にも変化がありましたね。
住宅ローン控除自体の内容も変わりましたが一番気になったのは築年数の制限が変更になった事です。
今までは木造住宅ならば築20年以内、中古マンションなどの耐火建築物の場合は25年以内が大きな基準でした(耐震性を証明する書類がある場合を除き)。
この基準が昭和57年以降に建築された住宅=新耐震基準適応住宅として住宅ローン控除の物件対象に緩和されました。
要するに築約40年の物件でも住宅ローン控除が使えるという事です。
これは中古市場にとってかなり大きなインパクトです。
老朽化物件でもローン控除可能?
弊社も築年数の古い家を多く買取転売や仲介で売却していますので非常に助かります。
ただこの昭和57年建築でも弊社の場合はかなり新しくもっと古い家が主流なのですごく増える訳でもありませんが・・。
弊社はマイペースですが今年の1~3月もよく家は売れているようですがもしかしてまだまだ売れ続けるかもしれませんね。
新型コロナも3年目・・
今日、私の車を車検に出しました。2年前の5月に中古車を購入したのですが早くも車検ということは新型コロナも早くも丸2年を過ぎたという事ですね。
当時、車を購入した時はまだ新型コロナが出始めの頃でどんなものかわからない状況でした。
なので警戒する人が多く、お客さんはかなり少なく中古車会社の人も暇そうにしていた記憶があります。
しかし今では中古車販売状況は盛況のようです。
果たして次の車検の時期には新型コロナは収まっているのでしょうか?