空き家補助
大阪・堺での話
GW真っただ中の5月4日です。
4月の大阪での統一地方選挙は大阪維新の会が強かったですね。
市長も知事も維新が危なげなく勝っています。
堺の市長選挙は6月4日ですが現職の永藤氏がなりそうな感じですね。
その堺市で空き家購入に関する補助のニュースがありました。
それも若者や子育て世帯向けに・・。
記事はこんな感じです。
『堺市は空き家対策の一環で若者や子育て世帯向けに新たに購入する空き家の費用で最大120万円の補助を行うと発表した。こうした空き家購入費用の補助は同市で初めて』との事。
また『補助の対象となるのは4月1日時点で夫婦どちらかが39歳以下の若年世帯や18歳未満の子供と同居する世帯。1年以上生活実態がなく耐震性がある空き家を補助対象とする』。
耐震性のある空き家?
若い人が空き家を購入する補助として120万円もらえる・・。
堺市全体で約6800戸の空き家があるそうで堺区だけで1854戸ほどの空き家があると・・。
ただ耐震性のある空き家という言葉にかなり違和感があるのは私だけでしょうか?
空き家といえばどうしてもボロボロなものが主のような気がします。
補助の内容に文句を言うつもりはありませんが6800戸の空き家の内、耐震性のある空き家はいくつあるのでしょうね?
また申請受け付けは5月1日から来年2月29日まで。先着順で30世帯を予定しているそう。
うー・・先着順なのか・・。
しかし耐震性のある空き家をいくら位で購入できるのかものすごく興味がありますね。
うまく空き家が減って若い世帯の方にとっていい家が見つかるといいですね。
地方の空き家対策
福島県会津美里町では移住者を対象に空き家取得費の一部を補助しているとの事。
補助金の支給を受けるには住宅取得の契約を結んだ日以前の1年間会津美里町に住民登録のない人が対象となっています。また補助金を受給してから3年間以上継続してその家に住まなければならないそう。
補助金の額は空き家を取得する為にかかった費用の1/2内で最大70万円まで受け取れるとの事。
他にも年齢が40歳未満であればプラス10万円もらえるようです。
また世帯内で町内の事業所に従事した人がいればプラス10万円など、要件を満たすごとに補助金がアップする仕組みになっているそうです。
よく考えられていて感心しますね。
全国的に空き家に関しての対策は各行政の頭の痛い問題でしょうね。
地方に行けばいくほど空き家と過疎化の問題もあるでしょう。
しかし都会と思われる大阪市内でも密集住宅地問題など同じように難しい問題がありますね。