速やかに

今年の4月1日から相続登記の義務化が始まりますね。

概要はこんな感じです。

相続や遺贈により不動産を取得した相続人に対し自己のために相続の開始があったことを知り、尚且つその所有権を取得したことを知った日から3年以内に所有権の移転の登記（相続登記）の申請をすること。

遺産分割により不動産を取得した相続人については遺産分割が成立した日から3年以内にその内容を踏まえた所有権の移転の登記を申請すること。

正当な理由なく義務に違反した場合は10万円以下の過料の適用対象となります。

普通の場合は特に問題はないでしょう。

ただ2024年4月1日より以前に相続が開始している場合でも3年の猶予期間はあるそうですが義務化の対象となりますのでお気を付けください。

実家した相続対象になる不動産がない場合でも遺産分割で揉めている場合は大変ですね。

また相続人が複数人いる場合や連絡が取れない人が相続人に入る場合も悩みますね。

以前もこんな相談がありました。

『名義人は祖母ですが母の弟の長男が住んでいて今では出て空き家になっている』

『その母の弟は行方不明で連絡先も住んでいる所もわかりませんがどうしたらいいですか』

結論としてはその母の弟さんを探さないといけませんね。

その際にはその空き家物件の損傷がひどく、売る事すらままならなりませんでした。

お金にならない家を速やかに売ったほうがいいのかを考えたい・・と連絡がありました。

その後は電話すらありません。

不動産を相続をしてすぐに売却をする方は非常に多いです。

誰も住む人がいない、また誰かに貸すこともなければ家は傷んでいきますから・・。

一般的には1周忌が終わってから売る方が多いですが被相続人が亡くなって相続登記が完了後、すぐに売る方も割と多い印象です。これも考え方ですね。

相続した方に対して色んな不動産会社から速やかにDMが送られてくる話はよく聞きます。

私も詳しくは知りませんが相続した人の名簿があるみたいですね。

その名簿に対して不動産会社が『この周辺でお探しのお客様がいます！』なんて内容でDMを送っているのでしょうね。

その名簿がいくら位で売っているのか多少の興味もありますが弊社はそういうやり方はしていないので購入しませんが・・。

しかしDMを受け取った側は気持ち悪いですね。

それも何社も来るそうなので尚更です。

弊社の相続後の家を買い取ることが多いので売主様からよくその話を聞きました。

実際にそのDMを見せてもらった事もあります。

ただどこに売却依頼したらいいのかわからない人には助け船になるのかも！？