階段のない2階建の家①

ワールドキャンサーデー

 

私の知り合いの奥さん乳がんと診断されたとの事。

 

これから抗がん剤治療を頑張られるそうです。

今のところ他の個所への転移はないようなのが不幸中の幸いです。

 

 

今日2月4日はワールドキャンサーデー(世界対がんデー)。

 

この日は世界中で人々ががんのために一緒にできることを考え行動を起こす日との事。

知り合いの奥さんに私ができる事は祈ることくらいですが復活を期待します。

 

物納

 

1月の後半に借地の長屋の買取査定のご依頼を頂きました。

 

その土地の所有者は財務局との事。

以前の地主さんが物納されたそうです。

 

亡くなった親などからお金や土地などの財産を受け継ぎ、その財産にかかるのが相続税ですね。

相続税は金銭で納付することが原則ですが一括納付によっても分割払いによる延納によっても金銭で納付することが困難な場合は、納税者の申請によりその納付が困難な金額を限度として相続財産で納付することが認められていますがこれを物納です。

 

 

物納は下記のすべての要件を満たしている場合に許可を受けることができるそうです。

・延納によっても金銭で納付することが不可能である事。

・物納できる財産から選定されたもので申請の順位を満たしている事。

・納付期限までに申請書を提出する事

 

今回査定の地主さんは相続税を支払えなかったのでその代わりに土地を物納されたわけです。

お金持ちならではのお悩みです。

 

長い間、賃貸

 

今回の査定にはあまり関係ありませんが財務局の土地代は割とお安めとの事。

買取できるか楽しみに査定に伺いました。

 

その家は今回の依頼者の方の祖母の代から賃貸に出されていました。

その貸主は隣家の方・・。

今回はその方が出られたので売却したいとの意向でした。

 

 

約束の時間の5分前に現地に到着して外観確認。予想通りの外観の1/3戸建でした。

依頼者の方は少し遅れて弟さんと一緒に来られました。

そしてカギを開けてもらい室内に・・。

 

玄関から雨漏り続行中の臭いがプンプンします。

 

室内は土足のままで結構という事でまず1階の奥まで進みます。

トイレは和式、お風呂はなさそう。

奥の洗面部分も雨漏りでかなり水が廻っているみたいです。

 

期待していましたが

 

いわゆる木造住宅密集地の中の長屋で前道は車の通り抜けは難しい感じです。

 

最初にご住所を聞いたときに大阪市内の良く知っている場所だったので地代が安ければ買取は可能かな?と思いながら伺いましたが1階を見る限りではかなりの改装が必要そう。

 

 

さて2階に上がって屋根部分を確認しようとウロウロしましたが『アレっ!?』

『階段はどこでしょう?』

 

『この家は2階建てでしたよね?』

【そうです】

 

『2階はどこから上がるのですか?』

【実は・・・】

 

『えーーーーーっ!!?』

 

 

実際、こんな感じでしたが次回に続く

 

スピード買取宣言