『持ち家派』と『賃貸派』
退去から学ぶこと
先日、弊社の賃貸保有物件の長屋で賃貸人が退去されました。
退去の立会いに大工さんと一緒に行きましたが残置物(ほとんどゴミ)が多く残っており片付けてもらいましたがかなり時間がかかりました。
最後まで物件の文句を言い続けて退去されましたが何せ古い家なので致し方ない部分もあるのですが少し今後の参考になった部分もあります。
この物件は約4年前に全面的にリフォームしましたが脱衣所の床がすでにペコペコになり、補修が必要な状態になっていました。
これは賃貸人に問題がある訳でもなく、浴室の換気状態によるものでしょう。
この退去を機に電気の容量を増やし、浴室の換気扇を設置するなど少しリフォームをしてから再度、入居者募集をすることにしました。
私は持ち家派
しかし『持ち家派』と『賃貸派』ではどちらが多いのでしょうね。
私はたまたま祖父の家があったので20歳過ぎからはその家に住んでおり、今では建て替えたので『持ち家派』になります。
最近、甥っ子も新築一戸建を買いました。
私のまわりではあまり『賃貸派』はいません。
ただ違う甥っ子は今通っている大学近くの賃貸マンション(ワンルーム)を借りて住み始めました。
マンションは木造長屋のような隣家の物音は全く聞こえないものだと思っていました。
しかし初日に隣の【いびき】がすごいと言っていました。
【いびき】が聞こえる程度の壁なんですね・・。
弊社の保有している賃貸物件は9割が長屋です。
隣の物音は聞こえるのが当たり前として借りてもらっています。
その代わり家賃も非常に安いと思い入ってもらっていると考えていますが現在もほとんど入居中です。
各々の理由
退去されても数か月で次の借り手さんが決まります。
なので『賃貸派』の方もやはり多いような気がします。
ある調査では『持ち家派』が約8割で『賃貸派』が約2割という結果が出ていました。
『持ち家派』の人は家賃を払うのがもったいないからという理由が多いですね。
逆に『賃貸派』の方は住宅ローンに縛られたくないから・・という内容が多いようです。
今のような超低金利時代であれば住宅ローンといってもほとんど元金なので減りも早いと思います。
ちなみに私も住宅ローンは少し残っていますが金利は1.475%。
最近購入した甥っ子に聞きましたが借りた融資の金利は0.475%という事でした。
長期間でこの1%の違いは大きいですね。
私はもうすぐ終わるのでいいですが・・。
ちなみにマンションや一戸建ての『持ち家派』が増えたのに対し、『賃貸派』のマンション希望は逆に減っているようです。