不動産会社に家を買い取ってもらう＜その③＞

不動産会社に家を買い取ってもらうの

３回目です。

家の査定をする不動産会社でも

得手不得手はあると思います。

今年の2月頃の話です。

弊社が家の買取査定にあるお客様のところに行った際に

他社さんと相見積もりになりました。

弊社は基本、査定時その場で買い取り金額をご提示します。

その後、物件調査をして余程のことがない限り

その後提示した金額で買取します。

しかしそのケースの時は中古１戸建でしたが

相見積もりを依頼した不動産会社から連絡がないとの事・・？

そのお客様の家は他社が連絡がないので弊社で買取しましたが

お客様曰く買取ではなく仲介で売りたがっていたそうです。

家の買取に強い会社と仲介に力を入れている会社では

依頼される方も趣旨が変わってくるのにと思った記憶があります。

話がそれましたが

今回は『不動産会社が嫌がる物件』を

買取をさせて頂いたケースのご紹介です。

その物件は不動産会社からの依頼でした。

(不動産会社からも弊社に家の買取依頼があります)

色んな不動産会社に話しても、両隣におススメしても買ってもらえないので

弊社にお願いしたいと・・・。

その物件は大阪市内某所。

4軒長屋の真ん中でした。

※この家ではありません

築年数は50年ほど経過していましたが

比較的室内は広く、室内の家財は売主さんで出してくれるとの事。

私は内覧をしてその場で金額提示しました。

しかしその内覧時に不動産会社の人が

『4年前に室内で自殺されている物件です』

弊社としては今までも室内で亡くなられている物件の買取もしていましたので

あまり気にせずに聞いていました。

今までの不動産会社の場合は声をかけても

自殺物件は無理・・

長屋は無理・・

建て替え用地としては間口が狭い・・

といろんな理由から買取金額が出なかったそうです。

弊社も提示した金額を少し下げましたが・・・。

この物件の場合、室内で自殺されている事もありますが

その他にも転売しづらい理由があったので不動産会社が嫌がる家に

なったみたいです。

弊社の場合、今までも自宅で亡くなられた家を買取していますが

基本的にどういう理由で自ら命を絶たれたのか・・という理由によっては

お気の毒だと思い買取させて頂くこともあります。

このような物件を次に不動産会社が売る際には『心理的瑕疵』

のある物件として売却しないといけません。

※購入者が判断するにあたり重要な事由で必ず説明が必要です。

毎年、不動産買取のご依頼は年間100件以上ありますが

こういった物件はもちろんごく僅かです。

しかし、家の買取をご希望される方、熱望される方にとっては

不動産会社から『買い取れません・・』と言われた場合

『もう売れないのでは・・』と思い

かなりのショックではないでしょうか？

弊社は他社さんで断られた物件も

頑張って買取しようといつも思っています。

(全部が全部そうなりませんが・・)

次回も再度、不動産会社が買わないケースのご紹介です。

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