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『脱はんこ』

今日で10月も最終日ですね。めっきり寒くなりました。

最近、リフォーム業者から電話がかかってきまして

『不動産会社は物件がよく売れているみたいですね』

『どこの不動産会社もそう言っていますよ』と言っていました。

弊社の場合は特に最近めちゃくちゃ売れているということはありません。

マイペースでやっているのであまりピンときませんでしたが

他業者ではよく売れているみたいです。そうなんや・・と思いながら聞いていました。

最近、知り合った中国系の不動産会社の社員さんとそのリフォーム会社も

知り合いだったみたいで世間は狭いものだなと思っていました。

また最近の新聞で見ましたが

不動産売買の重要事項説明も『脱はんこ』で印鑑が要らなくなるみたいですね。

重要事項説明もメールで送れるようにするというものらしいです。

うちの場合は通常、売買契約前に重要事項説明と売買契約書の雛形を

1週間ほど前には買主様にメールで送っていますので特に変わりはありません。

やはり契約時の手間を少しでも省くためにそうしているのですが

やはり物件内容のご質問も前もって把握しておいてもらうに越したことはありません。

また大手さんの売買契約書などでは氏名だけでなく、住所も記載しなくてはなりません。

その売買契約の際の書類の多いこと多い事、

すべて住所氏名を書くだけで疲れそうです。

うちの場合は住所は契約書などに打ち込んでおいて記名押印のみで行っています。

以前、某市税事務所に行ったときに委任状などの書面の記載方法を確認しました。

すると住所は打ち込んでも構わない・・ということだったので

それからは契約書や委任状などの書面の住所はすべて先に打ち込むようにしました。

話は戻りますが『脱はんこ』になると印鑑屋さんなどはどうなるのですかね？

うちの近所でもお世話になっている年配の方がされている印鑑屋さんがありますが

死活問題ですね。

また印鑑がなくなると書類を偽造したり、説明していなくても説明した・・

という事も出てくるようにも思えるのですが。

まぁ偽造やイカサマをする人は印鑑があってもなくてもやるのでしょうけれど・・。

今年も民法改正やハザードマップやらで再々重要事項説明の内容が変わりました。

来年の通常国会でこの『脱はんこ』改正法関連案が出されるそうですが

来年もまた雛形が変わるかと思うといい気はしませんね。

ただこれも脱対面の対策としてなので当然と言えば当然なのでしょうが

大きなトラブルがなければいいですね。