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DIY

今月、買取させていただいた長屋があります。

この物件は売主様が自分でフローリングの貼り替えや

電気配線の増設などもされていた物件でした。

もともと親御さんがお住まいの家だったそうですが築年数としては築後約65年。

住めるような家ではなかったそうです。

それを奥さんとお友達と協力してDIYで綺麗にして住んでいた長屋。

私が買取りの査定に伺ったとき、外観から手作り感満載でした。

外壁も自身で塗られたそうですが室内に入ってビックリしました。

何とも古風な長屋の古い良さも生かしながら綺麗にされていたのです。

と言っても洗濯機は玄関でガス配管も玄関内にむき出しですが・・。

今でこそガス配管がむき出しで玄関内にガスメーターがある家は誰も建てませんが

長屋などではガスメーターが玄関内にあることはしょっちゅうです。

しかしこの長屋は浴室もユニットバスに交換していて(電気はつかない状態ですが)

トイレもウォシュレットになっていました(雲水洗浄便座は壊れていましたが)。

大体、私も隈なく見ずに買取金額をご提示することが多いもので

この賃貸収益用に買い取った長屋のリフォーム金額も安く見積もっていました。

何せ思っていたより綺麗だったので・・。

引き渡しが終わり、大工と一緒にリフォーム見積に行きましたが

やはり考えていたより予算はかなりオーバーしました。

とにかく室内建具がない箇所が多く、すべて新調しないといけません。

また天井に穴が開いているところが多くすべてやり替え・・。

まぁ大体いつもこんな感じですね。

しかしこのDIYにしてはフローリングも綺麗に貼っていると大工も褒めていました。

弊社のビジネスモデル的に大家業をされている方と会う機会が多いのですが

大家業をされている方もDIYで賃貸収益用の物件を購入後は

ご自身でされる方が多いですね。

私はとにかく不器用なので自分では時間があってもできませんが

自分でホームセンターで資材を買って自分でやるともちろんコストダウンになります。

弊社のようにいつも大工に任せていることを思えば

半値くらいで出来るのではないでしょうか？

大家業をされている方にとってはやはり利回りが重要です。

コストダウンは欠かせません。

ほんと手先の器用な方が羨ましい限りです。

うちも賃貸収益用をDIYでやれば利回りももっと上がるでしょうに。

DIYとは

『素人（専門業者でない人）が、何かを自分で作ったり修繕したりすること』らしいですね。

ちなみに私の祖父は大工でした・・・。

祖父に似ているのはお酒が好きなところだけです。