早くは売れましたが・・

春の到来

 

2023年3月最初のブログです。今月も宜しくお願いします。

 

3月の二十四節季で『啓蟄(けいちつ)』と言われるものがあります。

いわゆる立春や夏至などの区別の一つになります。

 

 

 

3月の春分(3月20日ごろ)より前の3月5日頃になります。

 

啓蟄とは冬ごもりで土の下に隠れていた虫やカエルなど生き物たちが、暖かさを感じて地上に出てくることを意味し、本格的な春の到来が迫っていることが感じられる時期との事です。

 

 

いわゆる春目前といった感じでしょうか?

まだ肌寒い日もありますが過ごしやすい春もすぐそこですね。

 

 

また3月は引っ越しシーズンですね。

 

不動産売買の数も増えますので司法書士さんは1年を通じてもかなり忙しい月ですね。

また引っ越しされる方は業者さんの値段に気をつけてより良い引っ越しを!

 

売れなかった家

 

今回は数年前にあったお話です。

 

東大阪市の某地域の中古一戸建の買取査定に行きました。

その物件は空き家になってすでに5年ほど経過しているとの事でした。

 

以前はお知り合いに貸していて退去後、地元の仲介会社に依頼したが売れなかったそう。

 

 

 

仲介ではいつ売れるか分からないので買取してほしい‥というご依頼でした。

 

しかし室内の程度もいいので私は『仲介でも間違いなく売れますよ』と伝えました。

そして買取価格と確実に仲介で売れるであろう販売価格を伝えて別れました。

 

 

単月の売却契約

 

すると数日後、『本当に売れますか?』と連絡があったので『大丈夫です』と答えました。

 

そして仲介で販売する事になりました・・取りあえず1か月だけ。

 

 

前回の不動産屋さんは6か月販売したけれど売れなかったというのが理由でした。

 

 

 

GOサインが出たのが3月1日。

3月末までに買い手を見付けなくてはいけない形でしたが割と楽観していました。

 

最寄り駅までは歩いて15分ほど掛かりますが間取りは5DKの一戸建。

近隣相場より少し安めの価格設定でしたので。

 

 

 

すぐに役所調査を行い、翌日には物件の写真を撮影しネット広告に掲載完了!

 

 

1週間の間にお問い合わせが3件ほどあり、週末に2組のご案内予定が入りました。

その内の1組が購入希望となり、あとは若干の価格交渉でした。

 

 

ただ売主さんからすると売りに出してすぐの価格交渉は嫌がられます。

 

買主側は当然、少しでも安く買いたい意向。

最終、買主側に辛抱いただきそのままの価格でまとまりました。

 

 

双方の都合を合わせて売主さんからご依頼を頂いて3週間後の契約です。

何とか1か月以内に契約完了がして安堵しました。

 

買主さんは庭をつぶしてガレージにして賃貸収益として使用する用途の購入でした。

 

気をつけるべき契約

 

売主さんは個人の方で築年数も古い家だったので契約不適合責任なしの契約でした。

※契約不適合責任・・(簡単に言うと)売主側が負うべき建物に関する保証。

 

私も確認しましたが雨漏りや給排水などは特に問題ないような建物でした。

 

 

たまたま取引の1か月後に買主さんと話す機会がありました。

 

 

買主さん『あの家、けっこう雨が漏っていましたよ』

 

私『えーっ!・・大丈夫ですか?』

 

買主さん『物件が安かったので授業料だと思って今回は辛抱して直します』

 

私『・・・』

 

 

 

契約不適合なし(免責)の一般の人同士の契約は往々にしてあります。

 

 

その際は買主側の方は何かあった時でも対処できる資金計画でご購入下さい。

仲介している不動産会社でもわからないケースはありますので・・。

 

 

 

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