ずいぶん楽になりました。
不動産売買の調査にまつわる部分も
ここ20年くらいで大きく変化しましたね。
昔は重要事項説明や売買契約書など手書きで作っていた20年ほど前と比べ
今ではフォーマットがあって選択式になっていたりして非常に便利です。
謄本を取得するため、法務局に行くのが当たり前でしたが
もうネットで謄本をあげられるようになってからもかなり経過しました。
このネットであがる謄本は非常に便利です。
価格もリーズナブルになった上に法務局まで行かなくてもいいのは
大助かりです。
しかし中にはコンピュータ化されていない建物などがある場合もあります。
この場合はどうしても法務局に行って取得するしかありません。
しかし何がいいかというと
査定前のかんたんな調査が机上でできるのはありがたいです。
また大阪市役所や主要な役所は
用途地域や市道などの調査も市役所に行かずともネットで検索できます。
まだまだ用途地域ですら住所検索できない市役所もありますが
今ではかなり増えています。
もちろん不動産売買の調査では物件の現地や市・区役所に行かないと
取得できない書類もありますので全部が机上でできる訳ではないのですが
やはり移動に時間を取られることを思うとかなり短縮できますね。
最近、査定した東大阪市の石切の物件の場合は
インターネットに出ていない造成宅地の規制がかかっていたりと
東大阪市役所でも調査に時間がかかりました。
しかし比較的調査が簡単なエリアの物件であれば調査自体は半日もあれば終了します。
弊社の場合も物件査定、物件調査、契約書類作成を随時行っているので
この調査時間の短縮は仕事の効率化を図るのに助かっています。
以前の個人情報がうるさくなって以来、どうしてもネットでは無理な書類もありますが
すべて机上でできるようになれば不動産会社全体の効率も上がりますね。