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できればご遠慮したいところでしたが・・

4月も残り3日となりました。

中々気持ち的にスカッとしない日がこの4月続いていますが

5月のGWを境にコロナの流れも変わればいいなと思います。

4月中旬に査定に行ったお話です。

その売主様は2軒の土地建物を相続されて双方売却したい意向でした。

一つは大阪府守口市、もう一つは大阪府寝屋川市の物件です。

どちらも私がよく知っているエリア。

守口も寝屋川も地名を聞けば割とロケーションまで出てくる比較的得意な地域です。

まず守口市の家から内覧査定をしました。

宅内の荷物は半端ない（かなり多い）感じです。

増改築もされており、雨漏り跡もところどころあります。

ただよく知っているエリアでガレージ付きの一戸建なので

すぐに現状のままでの買取金額をお出ししました。

そして次の寝屋川市の家に移動です。

最初に地名を聞いた時に山手と平地と分かれるエリアで

平地であれば買取しやすいなぁと思って向かいました。

到着すると山手でした。

擁壁の上に建っている一戸建でガレージは軽自動車が何とか停められるほど。

また屋根瓦を見るとまだブルーシートがかけられており

本棟の瓦がところどころなくなっています。

そして内覧したのですが先ほどの守口の家同様（もしかしたらコチラが上）

宅内の荷物が溢れかえっていました。

また室内に入るとすぐわかったのですが家の真ん中を境に傾いています。

木造2階建てなのですが2階の廊下にあがると誰もが気付くほどの傾きです。

高台の擁壁の上に立っていて屋根瓦の補修も必要、

そして宅内は傾いている・・。

おそらく一昨年の地震と台風の影響をかなり受けており、そのままの印象です。

改装費用はかなり高くつくのは想像がつくのですが

リフォームした後の再販売の金額はあまり伸びるところではない事と

擁壁などの補修が必要であればすぐに何百万円と出ていくリスクがあります。

正直、買取ではなく売却されたほうが・・と思いましたが

売主様の条件は2軒とも合わせて買取してほしいというもの。

また当社に期待してお問い合わせを頂いています。

あれこれ考えると悪いことろしか見れなくなるので買取金額をこちらもご提示しました。

正直、この寝屋川市の物件だけであれば買取はしていないかもしれません。

まだお返事は頂いていませんが

この寝屋川市の物件はできればご遠慮したいと・・

思いましたが一般の人にはまず売れないような気がします。

やはり弊社が買い取ったほうが売主様にとって賢明なような気がします。

もし弊社が買取りすることになれば

ゆっくりどうするか考えます。