また違った借地物件の話
またもや緊急事態宣言下になってしまいましたね。
しかしこれだけ感染者数が止まらなければ致し方ないところでしょうか?
今年に入り借地のご相談がありました。
地主さんのスタンスで本当に変わってきますが
その方の地主さんは今までと違った形となりました。
やはり建物を解体更地にして返却するのは大きな費用が掛かるので
できれば売却したい!という意向でのご相談でした。
名義変更料と新地代を確認頂いたときに
100万円を地主さんにお支払いすれば建物を解体せずに返却でいいという事でした。
建物所有者側からすると解体費用に数百万円かかるのであれば
100万円支払う方が安くつく・・という事なのですが何か引っかかります。
その地主さんには不動産会社が窓口になっていたそうですが
その不動産会社の意向では!?と思ってしまいました。
昨年の暮れには30万円を建物所有者に支払って地主さんが買い戻すという件があったのですが
今回は建物所有者が地主さんに金銭を払って引き取ってもらうという事なのです。
いくら地主さんの承諾がいるとはいえ、
地主さんにお金を払ってまで引き取ってもらうものなのでしょうか?
何かスッキリしない話でした。
しかしこういう形でも少しでも費用が安くつくのであれば・・と考える方も多くなるでしょう。
通常であれば土地の賃貸借契約の終了には更地にして返却するといった
土地の賃貸借契約の内容も今後は変わるかもしれません。
当然、地主・土地の賃借人の双方が納得していれば
私がどうこう言う筋合いではありませんがね。
本当に借地の建物売買に関しては色んな相談があり
こちらもいろんなケースがあって勉強にはなりますが・・。
ここからはまた新規仲介売り出し物件のご紹介です。
場所は近鉄奈良線の瓢箪山駅から歩いて5分の場所にある中古一戸建
平成5年8月建築のガレージ付きの4LDK
土地は73.73㎡(22.30坪)ついています。
価格は680万円。
間取りは全室6帖以上で1階LDK10.5帖と和室6帖と水回り
2階が洋室が8帖と6帖、和室6帖の3部屋と屋根裏収納です。
室内は平成5年建築(築後28年目)なので多少リフォームは必要です。
しかし2階の洋室6帖以外はすべてエアコン付き(4台)。
それも古いもので2013年製、新しいものは2020年製のものもありますのですべて使用可能。
結構助かります。
給湯器は3年前に新調、1階のトイレ(温水洗浄便座)は昨年新調されています。
瓢箪山の駅前は買い物施設や銀行など割と便利ですし
大阪上本町駅に出るまで準急で早ければ15分で着きます。
価格的にもかなりおススメ物件です。