安心して売りたい。

早くも4月も終わりに近づいていますね。

今週末からはゴールデンウィークですが緊急事態宣言がまた出たので

仕事にも影響が出そうです。

売買契約で滋賀県大津市に行く予定がありましたが

これも郵送と手付金の振り込みで対応しようか迷っています。

話は変わり、今日は大安でお昼から1件取引があります。

大阪市天王寺区の中古一戸建の弊社売主の残代金決済です。

お近くにお住まいの方が購入されることになりましたが

住宅ローンの手続などもご自身でしていただき非常に助かりました。

契約前にお客様のご希望でホームインスペクションを行い、納得して購入いただきました。

このホームインスペクションは売る側も安心材料の一つになりますね。

弊社のような中古物件を買い取り、リフォームして転売する会社の場合は

当然、その家に住むことはありません。

1級建築士の人に各箇所点検して写真を撮ってもらい調査結果を聞くわけですが

今回の天王寺区の戸建は平成9年建築で築後約23年経過しているのですが

床の傾きはほとんどありませんでした。

もちろん経年劣化により摩耗等はありましたが

私が考えているよりしっかりした家で安心しました。

購入者の方は昔からその物件のお近くで過ごし、その物件の小学校区に通っていたそうです。

そしてご結婚され家の購入もよく知っているそのエリア。

やはり昔から知っているエリアで家を購入することほど安心できることはありませんね。

もちろんご近所の事もありますが

大筋でその地域を熟知していることは良い事だと思います。

またそのご近所の件でも弊社の大工が工事に入る前に挨拶回りをした時に

いい人ばかりで感動していたくらいです。

お隣さんの奥さんには私も会いましたし、ご近所の方もまず心配ないと思います。

そう思えば安心して物件の引渡しができることはありがたいことです。

買取転売する場合でも老朽化物件の場合は心配もあります。

古い家の場合、室内は基本的に全面的にリフォームしますが

屋根は雨漏りがなく大丈夫そうであっても工事をしていない限りリスクは伴います。

契約不適合責任では2年間は保証をする義務がありますから・・。

今工事を行っている大阪市淀川区の長屋もそうです。

室内は床を落とし、柱だけにして一からやり直し、外壁もリフォームします。

ただ屋根は既にスレート葺になっており、雨漏りはありません。

なので屋根のみそのままにする予定です。

完成はまだまだ先で8月のお盆明けを予定しています。

やはり屋根だけは心配ですが雨漏りもしていないので葺き替えるまではないかと考えています。

また大工さんが言っていましたが材木の輸入が一部停まっていて

リフォーム用の材木が値上がりするような話を聞きました。

畳の値段も上がったと聞いていましたがまたリフォーム費用が値上がりするのでしょうか？