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店舗付住宅

いまだ緊急事態宣言中ですね。

最近はこの宣言に麻痺気味です。慣れは怖いものです。

現在、弊社仲介で販売活動中の大阪市内の店舗住宅があります。

お問合せが結構ある物件で先日も現地案内に行きました。

見学に来られたお客様は場所的なものでその物件は気に入っていただけなかったのですが

『新型コロナで廃業された方が売りに出した物件を安く購入できないか？』とおっしゃっていました。

私は【今、休業されている小規模の飲食業の方は補償金がでているので規模によっては

店を開けているより儲かっている方も多いそうですので・・】答えました。

この店舗付き住宅を探している方は結構いらっしゃいますね。

借りても店舗ならそこそこの家賃を払わないといけないので

住居と一緒にできる物件ならば・・と考える方も多いようです。

ただ需要の割には供給できる物件は少ないように思います。

この店舗をされる方の場合の多くは人通りが多いところを望まれます。

しかしこれも難しい話で

商売が繁盛していて店をたたむ人は限りなく少ないでしょうね。

中には年配の方で店はそこそこ流行っているが

もう年なので店を辞めて田舎に帰る・・という理由の方もごく僅かのような気がします。

人通りが多くても商売がうまくいかず

辞められる方がその店舗付住宅を売りに出される方がほとんどのような気がします。

それもこれも新型コロナが出てくる前の話ですが・・。

いま売りに出しているこの角地のSRC造の店舗付住宅も現在、価格は980万円で

販売中ですのでご興味のある方は是非、お問い合わせください。

ここから少し話は変わり、先日査定に行った長屋のお話です。

その長屋は借地で地主さんはお寺でした。

借地の場合には査定前に『名義変更料』と『新地代』を地主さんに確認していただくよう

売主様にはお伝えしています。

今回、査定で家を見に行った際にはまだ聞いていないという事だったので

地主さんの情報が確認できたら再度、打ち合わせさせてくださいとその時は別れました。

その後、売主様が地主のお寺さんに確認したところ

檀家さんとも相談しないといけないのでその旨を手紙に書いて送ってほしいと言われたそうです。

弊社も借地物件は年間一定数のお取引をしていますが本当に色んな地主さんがいますね。

今回も初めての対応でした。

まだ地主さんからの返答が来ていないので売却は保留ですが

売主さん自身は遠方にお住まいで空き家にしておくのが心配なので

より早く売りたいという意向で弊社にご相談がありました。

割と多い30～40㎡の借地とは違い、

今回は借地面積が約80㎡ありますのでビックリするような高い『名義変更料』を

打診されないか売主様は戦々恐々みたいです。