弊社買取のご意向ですが少し時間があれば
今年に入り数軒、以前にも売却に出されていたそうですが
売れなかった物件の売却相談がありました。
主な2ケースはこういう理由です。
①数年前に別の不動産会社に依頼されて半年ほど任せていましたが
結局売れず、そのまま放置していました。
しかしこのまま空き家のまま置いておくのも何かあると(台風など)困るので
不動産会社を変えて依頼したとの事。
②5年前にも売却に出したが賃貸と並行してやったので賃貸が先に決まった。
しかしその賃借人も退去したので今回は売却のみで依頼をしました。
5年前の売却の窓口の不動産会社はあまり力を入れてくれなかった・・。
いずれのケースも話を伺うと弊社が査定した価格より高く売却に出されていました。
おそらく相場と売却価格が少し離れていたので
お問い合わせも少なかったのではないでしょうか?
不動産仲介会社の営業マンでも自信をもって売れる価格を伝えたうえで
少し高めの設定で売却に出しましょう!という提案なら問題ないと思います。
しかし売主様の機嫌を伺い、相場とかけ離れた価格を提示して
専属専任媒介を結びたいが故の査定であればお互いに損な話です。
仲介での売却査定の場合、ほぼ間違いなく売れる金額をまずお伝えします。
少し低いかな・・と思う時もありますが
提示金額で売却を依頼された場合はほぼ100%売却しています。
高い金額を予想されていた売主様には怒られることもありますが・・。
ただ売却完遂を目的とした査定ならば必ず売れる価格提示は必要だと私は考えています。
先ほどの2つのケースでも同じです。
いずれも売却を依頼されて無事、売却が終了しました。
ただ売主様でもいろんな意向があるのでなるべくその意向に合わせて
価格の根拠もご説明するようにしています。
話は戻り、2つのケースの場合
たまたま弊社に再売却のご相談をいただいたときには
その売主様の第一の意向が確実に短期間に売却してほしい・・というものでした。
最初は弊社の買取をご希望でしたから。
もちろん買取も行いますが
買取と同じくらいの短いスパンで売却できるのであれば
価格が高い方が売主様も喜ばれます。
先ほどの2ケースの物件種類は長屋と一戸建です。
買取させていただければ弊社はもちろんありがたい話です。
ただ室内程度もさほど悪くなく
仲介でも価格設定を間違えなければ自信をもって売れると言える物件でした。
結果的には双方の売主様も短期間で
買取価格より高い金額で売却できたので喜んでいただきました。
弊社の買取は売主様の強い要望で行うことが多いのが実情です。
どちらでも可能な場合は売主様の手取りが多い方を優先しています。