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怖いですね。

今年の梅雨は長いですね。

例年よりも早い梅雨明けと聞いていたので早く暑い夏が来るのかと思っていましたが

毎日雨続きでまた九州地方ではすごい被害が出たりして

本当にここ最近の自然災害は怖いほどです。

先月から売却相談があった収益マンションがありました。

2年前の地震と台風の影響、被害が大きく、入居者7組に退去してもらい

一時的に修復してそのまま解体しようかと考えていたそうです。

土地面積は20坪ほどの上に建っているのですが

間口が狭く奥に長い地形で隣家の木造住宅とは接着している状態。

そのため、解体するにしてもかなりの費用が掛かりそうな4階建の建物です。

その物件の屋根は一時的にコンパネを貼ってブルーシートをしていたそうなのですが

今ではそのブルーシートも剥がれてしまい、雨がだだ洩れ状態に・・。

その物件をお客様にご紹介するたびに雨の日でした。

もちろん梅雨時期なのでしょうがありませんが・・。

4階部分に上がると雨がポタポタ室内に落ちています。

やはりこの状態までなると購入を考えて見学に来た人も少し引きます・・。

私も何か寂しい気分になりながらお客様をご案内していました。

まだ買い手は見つかっていませんがリフォーム工事に強い、いい買主さんが

決まるように現在も頑張っていますが雨の日以外に案内したいところです。

弊社の買取した雨漏り物件も数軒を残し、何とか屋根工事が完了していきました。

7月に入る頃には何とか間に合いましたので被害は大きくならずに済みました。

雨とは関係なのですが最近購入した物件で、宅内の傾きが顕著な一戸建があります。

この物件も6月末に購入してすぐに大工さんに見てもらいましたが

あまりにも傾きが大きいので建物自体をジャッキアップ（持ち上げる）するか

そのまま室内のレベル（平行に）を合わせるかを少し考えたいとの事でした。

出てくるリフォーム見積の金額が怖いところです。

しかしそのまま放置するわけにもいかないので損を覚悟でやる羽目になるかもしれません。

しかしいつも思いますが空き家や長屋などの古い物件の買取の場合、

中には慈善事業になる事もあります。

うちが買い取る先の売主様は助かりますが、弊社は少し損をする・・

こんなケースもやはり出てきますね。

買取査定時はもちろん相場を踏まえて価格を算出しますが

特に宅内に家財が多く残っている物件などは隅から隅までは見れないので

直感で判断することも多くなります。

先日も買取査定時に売主様から価格交渉（逆の）されて徐々に買取価格が上がっていきました。

私もあまり商売はうまいほうではないような気がします。