旧所有者との軋轢

引っ越しの際に気になる事

 

ゴールデンウィークがあったせいで5月も早く感じます。

もう明後日から6月が始まりますね。

 

 

家の購入や引っ越しの際に気になる事の一つは隣家や近所の方のことです。

中古物件なら後からその地域に住むので尚更です。

今回は弊社が買い取った家のご近所さんのお話です。

 

 

ある中古住宅を買い取って改装打合せをしていた際です。

その物件の外壁に大きなクラック(ひび割れ)があり、またシロアリの被害もあった事から一面全体を補修することになりました。その工事には足場が必要です。

 

隣家のご立腹

 

足場を建てるにはお隣さんの敷地をまたぐために許可を得るべく伺いました。

隣家は90歳代のご婦人のみお住まいでヘルパーさんが1日1回来ていましたのでその方がいらっしゃる時に説明に行きました。

 

 

すると隣家のご婦人さんが以前の所有者との話を始められました。

『隣は敷地ギリギリに家を建てて最初の話と全然違った』

『嘘ばっかりついて家と家との間隔がほとんどないので解体してほしい』

弊社は当然、リフォームありきの計画です。

 

 

外壁補修に関する足場設置に関しては頑なに拒否。

息子さんにもご説明したい旨も話しましたが本人が拒否。

この外壁工事はその隣家にも迷惑を掛けない為の工事でもあるのですが・・

 

予想外の工事変更

 

うちが買い取ったのは中古一戸建で2階建です。

足場がなければスライダー(脚立の長いバージョン)でするしかなく工期も手間もかかります。

最終、大工と相談してこれ以上ご説明してもラチが開かない様なので足場を組まない形での工事にする事にしました。

 

 

旧所有者から弊社が買ったので以前の事は関係がないのですが通用しません。

確かに境界ギリギリに建てられていますがそこまでご立腹なのは他にも何かあったのでしょう。

以前にも旧所有者と隣家さんとの関係が悪かった為にとばっちりをもらうケースはありました。

しかし説明すれば『しょうがない・・』となる事がほとんどでしたが・・。

 

 

この物件に関しては本当に色々ありました。

リフォームの予算は当初の計画の1.5倍に。

築30年くらいの家ですがシロアリの被害が多く、柱の補強や外壁工事など普段この築年数では行わない工事が増えました。

 

 

昔の軋轢はいつ迄たっても覚えているものですね。

ただ代が変わったり、所有者が変更になれば話は別なような気がするのですが甘いですかね?

迷惑を掛けない為の工事なので・・。

 

少しでも敷地を跨げば鬼の剣幕で言われそうでした。

 

 

 

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