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時代ですかね？

『心理的瑕疵(しんりてきかし)』のある物件

ご存知ですか？

以前もテレビで

千葉県のチバリーヒルズ(住宅地名)で他殺された方が住んでいた家が

格安で売りに出されている等でやっていた記憶がありますが・・

その家の中で自殺や事件、事故などがあった物件の事を

心理的瑕疵のある物件といいます。

弊社にもたまに心理的瑕疵のある物件の買取依頼や

別の不動産会社の方が買取してもらえませんか・・と情報を持ってこられます。

弊社のスタンスとしては

全く買い取りをしないわけではありませんが

その事件や事故などの内容で判断しています。

購入される方からすれば

①そんな物件いくら安くても嫌だ！

②価格次第で考える。

この2択に分かれるでしょうね。

以前にも東京にお住まいの方で

大阪府内にある心理的瑕疵物件の売却相談がありました。

既に何社も売却や買取の相談をされていたそうですが

最後の最後に弊社に査定依頼が来ました。

その詳しい内容は伏せますが

宅内で身内が身内をあやめられたという内容の物件でした。

弊社は査定時にその内容であれば

買取はかなり金額が下がるので仲介で売却をしませんか？と提案し

一定期間内のみの売却で動くことになりました。

その物件は最寄りの駅まで徒歩約8分。

閑静な住宅街にあり、建物は既に40年以上経過しており

中古一戸建というより『古家がついている土地』という物件です。

弊社以外の不動産会社でも仲介の売却を進められたそうですが

査定価格が低かったらしく、弊社の査定金額の8割程度の提案だったそうです。

さすがに弊社以外の不動産会社にも

紹介をしましたが

どこも希望金額が低く中々うまくいきません。

約束していた一定期間まで残り3日となった時に

隣の方が話を聞きたいとの申し出がありました。

その隣の方はもちろんその事情もよくご存知で

最後まで気にしてはいらっしゃったものの

購入後すぐに解体してガレージにするとの事で購入申込を受けました。

契約に関しては売主、買主間の都合が合わなかった為、

売主さんの契約は東京までお伺いし、何とか無事に契約が完了！

売主さんも肩の荷が下りたとホッとされていました。

昔はそんなに心理的瑕疵物件が多いイメージはありませんでしたが

最近はよく耳にします。

これも時代なのでしょうか？

私のもとにそういう情報が来なかっただけでしょうか？

年配の方の孤独死なども問題となっていますが

どんな理由の売却物件であれ、いい買主さんに引き継がれると

その家も喜んでくれるのではないのかなぁ・・と考えます。