重要事項説明<その③ 中古マンション>

 

重要事項説明で気をつけておくことも

 

3回目になりましたが

 

今回は『中古マンション』を購入する際のポイントです。

 

 

 

最近は中古マンションがバブル時期まではいきませんが

 

相場よりも高く取引されるケースが増えているようですね。

 

 

 

私なんかは20年以上、

 

大阪市内を中心とするエリアで不動産業を行っているので

 

中古マンションの昔の取引されていた金額なんかも

 

把握しているのですが

 

今はすごい状況だなぁ・・・と感じています。

 

 

例えば

 

約15年前の平成15年の頃に出ていた

 

大阪市阿倍野区の中古マンションなんかは

 

2000万円後半で成約していた記憶があります。

 

 

しかし今は3000万円半ば~後半で

 

売却されているケースを多く見受けます。

 

当時よりも15年古くなっているにもかかわらず・・・

 

もちろんあべのハルカス効果もあるのでしょうが、

 

少し違和感を覚えています。

 

 

 

 

随分話がそれましたが本題に戻ります。

 

中古マンションの重要事項説明で重要なのは

 

まずそのマンションのキマリ(管理規約・使用細則など)を

 

よく聞いて確認しておくことです。

 

 

 

もちろん自転車置き場がいくら・・

 

バイク置場がいくら・・

 

室内を改装する時のフローリングの材質や

 

管理組合に書類を提出する時期・・

 

 

 

当然のごとく

 

不動産会社が管理会社に確認をして説明をしてくれます。

 

しかし重要事項説明を受ける前に

 

質問は考えておいた方が良いですし、

 

もしできれば事前に重要事項説明の雛形を頂いて

 

確認しておけば間違いがないと思います。

 

 

 

 

次に

 

マンション自体の長期の修繕計画や

 

修繕積立金の増額があるかどうかの件です。

 

 

 

現在は増額予定がなくとも

 

マンション自体の積立修繕金の蓄えが少なく、

 

戸数が少ないマンションであれば

 

将来的に積立修繕金が上がる可能性が

 

かなりの確率であると考えるのが自然です。

 

 

マンション全体でどれくらいの預金があるかも

 

重要なポイントではないでしょうか?

 

 

 

 

そして最近は

 

耐震診断をしているかどうかの説明も

 

重視する方が増えていますね。

 

大阪でも北部地震があったばかりです。

 

 

 

耐震診断をしている中古マンションも次第に増えていますので

 

是非ご確認ください。後、管理組合の役員がまわってくるか・・

 

上下左右の方がどんな人が住んでいるのかも可能な限り

 

営業マンの方に確認してもらった方が良いかもしれません。

 

 

 

 

中古マンションも中古戸建も

 

住んですぐに引っ越しという訳にはいきません。

 

後悔のない不動産購入をする為に不動産会社任せではなく

 

最善を尽くしましょう!

 

 

 

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