頼むわ~~
今年もコロナに翻弄されながら早くも4月に入りました。
しかし最近は日曜日こそ雨が多いですが暖かい日が続いて過ごしやすいですね。
先日、弊社が所属している不動産協会の市民講座があって
そのWEBでの動画がUPされたので視聴しました。
それは『新型コロナウィルスの流行による不動産市況への影響と将来』という内容でした。
一言で言うと不動産売買ではデータ的にも
コロナの影響は当初のみで今ではほとんど出ていないという内容でした。
お客さんが少ない・・というところも
忙しくてしょうがない・・という不動産会社も私が聞くところ双方ありましたが
基本、不動産は動いているみたいですね。
先日、取引した際の司法書士さんは今では例年通りの取引数で
もしかしたら例年を上回っているかも・・と言われていました。
あいかわらず弊社はマイペースでやっていますが
取引数は少し減っているくらいでしたので羨ましい限りです。
忙しいところはかなり忙しいようですね。
ここから話は変わりますが
3月に購入した大阪市内の長屋があります。
その物件の土地は22坪くらいありますので建て替え用地にもなりそうな敷地面積です。
昔、お隣さんと境界で裁判をしたとの話も聞いていましたが
長屋で柱は共有なので、どうして争っていたのかは不明でした。
その裁判の一部の資料を取引時にいただきましたが和解になった旨しか書いていないので
あまり参考にはなりませんでしたが・・。
そのお隣さんも第三者に売却されて所有者が変更になっており
今では建て替えていますのであまりピンとこない様子でした。
その逆のお隣さんとは今でも長屋として柱を共有しています。
まだ手を付けていないのですが家財撤去の確認に行った際に
そのお隣のご主人さんが出てこられたので挨拶をしました。
『この物件を購入させていただいた不動産会社のものです』
【この家どうするの?】
『できればリフォームして直そうと思っているのですが今は解体しようか迷っています』
とお話しすると
【リフォームして直してや~頼むわ~】と言われました。
まだ大工と現地の打ち合わせもしていない時でした。
その方がこう言われました。
【昔はこの並びはほとんど長屋やったんやけど、知らん間にあちこち建売に代わって
長屋で残っとんのはうちとアンタが買ったこの家だけや】
うちが購入した家を解体するとお隣さんのみ長屋のまま残ってしまうという事でした。
私も『逆にうちが解体すれば一戸建になりますよ』
『もちろん壁の補修もやりますし、屋根も雨漏りしないように工事しますよ』
とお話ししましたがやっぱり・・
【ほんま頼むわ!リフォームして直してや~】との事でした。
おそらく何とかリフォームして直す予定で今はいます。