大家業さんのフットワーク。
12月の大安も今年は残すところ今日含めてあと2回ですね。
今年も多くのお取引を大安に行いました。
しかし弊社の場合は低額物件が多いせいもあって大安だけにとどまらず、
そしてあまり銀行で最後のお取引をすることはありません。
物件の現地や買主様、売主様のお宅をお借りして行うことがほとんどです。
また銀行の住宅ローンを斡旋することも多くありません。
その銀行も大抵、中古物件で建ぺい率や容積率オーバーの物件なので限られます。
あまりに住宅ローンをしない為に申込書の書き方を忘れることもある位です。
しかし今年は大家業を始める方がさらに増えた印象ですね。
新型コロナがあっても大家業の方はあまり影響がなかったように思います。
ほとんどが居住用として賃貸されていて、今では借り手さんに保証会社に加入してもらう事が
常識なって家賃をもらい損ねることもほとんどないのではないでしょうか?
そうなると5年~7年ほどで元が取れる賃貸収益用の利回り15~18%でまわる売物件などは
やはり定期預金をしているよりはるかに高利回りになるのでよく売れているようです。
物件を売られる方もそのように売る前にリフォームをして賃貸物件として貸し出そうと
考えられる方もいらっしゃいますが慣れていない方だとややこしそう・・とか
面倒くさそうといったお考えもあるようです。
慣れている大家業の方だと物件の内覧をしたその場でほとんどの方が購入の可否を判断されます。
またリスク面もよく理解されているので雨漏りとか再建築不可なども気にしない方もいますね。
もちろん価格次第ですが・・。
そしてこの大家業をしている方の特徴は何せフットワークが軽いです。
弊社の場合は数十組の大家業をしている方の登録がありますので
ネット広告に掲載する前にその方にメールで物件資料をお送りすることも多いです。
すると早い方だとその1時間後には物件内覧をしている方もいるくらいです。
購入の可否判断が早い理由に多くの物件内覧をしていることもありますが
今までタッチの差で物件が買えなかった経験をほとんどの方がされているようです。
なのでより早く物件を見学に行き、他の人が買う前に物件を押さえようとなるみたいです。
中には物件を見ずに買付証明書を送るので1番手にしてほしいという方もいるのですが
弊社の場合は一度購入をされた方以外では必ず物件内覧をした上で
購入申し込みをしてほしい旨ご説明しています。
先日もある物件で内覧する前に買付証明書を送りたいのですがと連絡が入りましたが内覧をお願いしました。
すると物件を見て頂いた後は『やっぱりやめておきます』という事になりました。
お問い合わせが殺到している物件の場合は特に
より皆さんに平等にと心掛けています。